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    宮里藍、今季最高5位…米女子ゴルフ

    • ホールアウト後、横峯さくら(左)と肩を抱き合う宮里藍=三室学撮影
      ホールアウト後、横峯さくら(左)と肩を抱き合う宮里藍=三室学撮影

     米オレゴン州ポートランドのコロンビアエッジウオーターCC(パー72)で3日行われた米女子ゴルフのポートランド・クラシック最終ラウンドで、米国での最終戦となる宮里藍が通算13アンダーで今季最高の5位に入った。18歳の畑岡奈紗は10アンダーで15位。横峯さくらは9アンダーで21位、上原彩子は2アンダーで55位だった。ステーシー・ルイス(米)が20アンダーで、2014年以来の米ツアー通算12勝目を挙げた。

    ◆米最終戦「ベスト尽くした」

     左手でサッとヘッドをぬぐい、構えに入る。長年変わらぬルーチンから放った2メートルのパーパットはカップの横をすり抜け、米国での最後のホールをボギーで終えた宮里だが、「自分のベストは尽くした」と胸を張った。

     前日痛めた右肩の不安を感じさせなかった。7番までに5バーディーの猛チャージ。ティーショットの飛距離は同伴競技者をたびたび上回り、パー3を除く14ホールで11度フェアウェーキープと、精度も高かった。2メートル以内のパットも、18番以外は全て決めた。「昨日(3日目)は気負いがあった。きょうはリラックスしてできた」。米国最後という重圧を楽しんでいるかのようなラウンドだった。

     ホールアウト後、18番グリーン脇で旧知の大会関係者から花束を贈られた。「想像していなかった。個人的な引退に思い入れを持ってくださったことがすごくうれしかった」。その時だけ少し、瞳を潤ませた。

     ツアー生活も、メジャー最終戦のエビアン選手権(14~17日、仏エビアン)を残すのみとなった。「最近はグリーン上で戦えていなかったけど、この4日間ですごくいい手応えがつかめた。このままの流れで行きたい」。有終の美を飾る準備は整っている。(米オレゴン州ポートランド 三室学)

    2017年09月05日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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