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    福岡ソフトバンクホークス

    バンデン今季初勝利、球威戻った 8回無失点

     ソフトバンク4―0ロッテ(20日・ゾゾマリン) 久々の白星の味は格別だったのだろう。ヒーローインタビューを受けたソフトバンクのバンデンハークは、珍しく頬を緩めた。「いいピッチングができた」。最も強みとする直球の威力が、やっと戻ってきた。

     一回、先頭の荻野への3球目が154キロを計測した。これが快投の予兆だった。「(フォームの)バランスとタイミングが合っていた」。二回と五回に二塁打を浴びたものの、許した安打はこの2本だけ。三塁を踏ませず、八回で降板するまでに毎回の11三振を奪った。

     今季2度目の登板となった13日の日本ハム戦では五回途中3失点で、昨季からレギュラーシーズン4連敗を喫した。負けが込んだ原因について、佐藤投手コーチは「日本に来た時と比べて、球の勢いがなくなっている」と厳しい指摘。昨季の前半戦に股関節を痛めて離脱して以降、「かばって投げていた」とバンデンハーク本人も打ち明けた。本来の投球を取り戻すため、春季キャンプから投球時の体のバランスや、腕の使い方などの微修正に取り組んできた成果が実を結んだ。

    2017年04月21日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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