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    福岡ソフトバンクホークス

    柳田特大3ラン、好守連発ナイン鼓舞

     ソフトバンク6―5ロッテ(10日・ゾゾマリン) 7月31日から続いた遠征の最後を白星で締めくくり、ソフトバンクの柳田は「ゆっくりします」と上機嫌だった。特大の先制3ランと再三の好守で、疲れが見えるナインを鼓舞した。

     一回一死一、二塁で、甘い速球を「自分のスイングで完璧に捉えられた」という一打はバックスクリーンを直撃。その裏の守備では、中堅前に落ちそうな打球をダイビングキャッチ。グラブをはめた左手が体と地面の間に巻き込まれ苦痛で顔をゆがめたが、二死後、またも体を投げ出して右中間へのライナーをもぎとった。

     左手親指の剥離はくり骨折で7月下旬に離脱した内川に代わって4番に座り、13試合目。相手のマークは厳しくなる一方だが、柳田は「何番でも関係ない。いいスイングをすることだけを考えている」と自然体だ。ゆったりと間を取り、代名詞のフルスイングを貫くことが好結果への近道。そう悟った28歳に、藤本打撃コーチは「4番が板についてきた」と目を細める。

     当初、内川は全治6週間と診断されたが、チーム関係者によると、レギュラーシーズン中の一軍復帰が間に合わない可能性もあるという。「内川さんの穴は埋められないけど、やるしかない」と柳田。心技体の整った背番号9は、ペナント奪還を目指すチームの先頭に立つ覚悟だ。

    2017年08月11日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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