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    Jリーグ

    J1昇格へパスワーク強化、J2山口・霜田監督インタビュー

    • 今シーズンへの意気込みを語る霜田監督
      今シーズンへの意気込みを語る霜田監督

     サッカーJ2・レノファ山口は今季、J2に参入して3年目のシーズンを迎える。今季から指揮を執る霜田正浩監督は「J1に自動昇格できる2位以上が目標」と意気込む。開幕を前に、理想とする試合運びや補強の手応えなどについて聞いた。

     レノファは1月14日から練習を開始。熊本での1次キャンプを経て、現在はタイで2次キャンプに臨んでいる。選手たちの印象について、霜田監督は「真面目で明るく前向き。選手間のコミュニケーションもしっかりとれている」と語る。

     練習で重視しているのは、どう攻めてどう守るかといったチームのコンセプト作りだ。基本とする「パスワークを中心として前を目指すサッカー」を練習で体感させ、ミーティングを重ねて選手たちに理解を深めさせている。

     「100%満足できるチーム編成というのは難しい」と、補強についての自己採点は80点。「残留した選手たちが昨季より成長し、新加入の選手もレノファで化けてくれればいい」。チームのムードについては満点、「ここを上げなくてはいけない」と課題の守備力には60点をつけた。

     「監督がピッチで細かく指示するようなサッカーはしたくない」とする霜田監督が期待を寄せるのが、主将を務める三幸秀稔選手と、小野瀬康介選手の両MF。「技術もあり、サッカーをよく知っている。2人ともJ1、日本代表を目指していける選手で、成長を止めてほしくない」と中盤の軸に据える方針だ。

     今年は明治維新150年。「倒幕して明治維新を主導した山口の記念すべき年。先人のDNAをサッカーの世界でも見せたい」と語り、2位以内でのJ1昇格を目指す。「大都会のビッグクラブを倒すには、ホームの街の盛り上がりといった色んなパワーが必要」と、サポーターの後押しを願う。

    ◆霜田監督のプロフィル

     1967年生まれの50歳。フジタ工業(現湘南ベルマーレ)や京都紫光クラブ(現京都サンガ)などで選手時代を過ごし、FC東京などで指導経験を積んだ。2014年に日本サッカー協会技術委員長に就任。協会では、ザッケローニ、アギーレ、ハリルホジッチ3氏の代表監督就任に尽力した。読書家で、推理小説から自己啓発本など幅広いジャンルを読む。山口へは単身赴任。東京で暮らす大学1年の長女と中学3年の長男に「一緒に行くか」と聞いたが、断られたという。

    2018年02月02日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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