<速報> バルセロナの車暴走テロ、死者13人に…50人が負傷
    文字サイズ
    読売新聞の書評担当記者が選ぶおすすめの1冊です。

    『現代アート10講』 田中正之編

     脂がのった学芸員や大学教員計10人が、ビデオ、空間芸術、写真、建築、工芸、デザインといった現代アートのジャンルで今起こっていることを紹介する。作品のどこに注意を払い、どのように見て、どう考えればいいのかを手引きし、思索のヒントを与えてくれる。

     武蔵野美術大の田中正之教授は、デュシャンやウォーホルなどの工業製品を扱った作品を例に「美術作品とは何か」を解説。東京国立近代美術館の蔵屋美香企画課長は、東日本大震災を中心に美術の社会への関わり方の変化をまとめた。

     平易な表現が心がけられ、簡潔にまとまっている。数少ない現代アート入門書の一つだ。大学の教科書として編修されているが、学生以外の現代アートに興味がある人にも薦めたい。(武蔵野美術大学出版局、2400円)(睦)

    2017年05月10日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    大手町モールのおすすめ
    帆布鞄
    リンク