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    横溝正史“幻の作品”が本に

     太平洋戦争が始まった1941年に横溝正史が新聞に連載していた長編家庭小説『雪割草』が、発表から77年を経て、戎光祥えびすこうしょう出版から初めて単行本化された。草稿の断片などから題名は知られていたが、発表媒体が不明で“幻の作品”とされていた。二松学舎大(東京都千代田区)の山口直孝教授らが昨年、「新潟毎日新聞」(途中から「新潟日日新聞」)に掲載されていたことを突き止めた。

     信州・諏訪や東京を舞台に、出生の秘密を抱えたヒロイン有為子ういこが苦労を経て、成長していく物語。ヒロインの夫となる若手画家、賀川仁吾の外見描写や癖などは、46年に発表された『本陣殺人事件』で初登場する金田一耕助にそっくりだという。2600円。

    2018年04月17日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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