<速報> 安倍首相、臨時国会冒頭での衆院解散を表明
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    小説や書き下ろし、オリジナルの文庫などを紹介します。
    評・石井千湖

    『黴 爛』 徳田秋声著

     作家の笹村が暮らす家に、お銀という娘が同居するようになる。愛し合ってはいないのに二人の間には子供が生まれ、入籍もするが……。なぜ別れないのか不思議になるほど陰鬱いんうつな夫婦生活を濃密な文章で描く「黴」。作中で病に倒れる「M―先生」は、著者の師であった尾崎紅葉がモデルだ。文豪の晩年の姿も垣間見ることができる。他に「爛」を収録。(講談社文芸文庫、1700円)

    2017年05月18日 05時23分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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