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    小説や書き下ろし、オリジナルの文庫などを紹介します。
    評・青木千恵(書評家)

    『夏の情婦』 佐藤正午著

     初めてネクタイを結んだ夜を思う「二十歳」。塾で夏休み中の小学生を教え、恋とは違う感じで女性と交際したひと夏を描いた表題作。

     今年第157回直木賞を受賞した著者の初期短編集(1988年刊)を「三十年後のあとがき」を加えて再文庫化。当時の空気と感覚がよみがえる、才気あふれる5編を収録。(小学館文庫、600円)

    2017年10月03日 05時30分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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