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    小説や書き下ろし、オリジナルの文庫などを紹介します。
    評・本多正一(文筆家)

    『妖盗S79号』 泡坂妻夫著

     探偵小説専門誌「幻影城」で登場した泡坂妻夫のユーモアミステリ連作集の復刊。奇妙な名を持つ怪盗が、警視庁専従捜査班を出し抜き、宝石や名画を盗み出す。ルパン三世と銭形警部の追いかけっこのようだ。

     妖盗の名は、1979年に「幻影城」とともに消えたS(島崎博編集長)へのオマージュでもあるだろう。(河出文庫、950円)

    2018年03月06日 05時25分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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