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    小説や書き下ろし、オリジナルの文庫などを紹介します。
    評・東えりか(書評家)

    『代体』 山田宗樹著

     「肉体は魂の乗り物にすぎない」として空の肉体だけを治療できたら効率的ではないか。意識はその間「代体」と呼ばれる人造人体に移される。エネルギーユニットの限界では30日。その代体の1体が失踪した。

     巨大な利権が絡んで操作される代体事業には開発者のある目論見もくろみがあった。首筋がひやりとする物語だ。(角川文庫、760円)

    2018年06月12日 05時25分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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