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    ワードやエクセルを使って年賀状や季節の草花を描くことに挑戦します。

    【ワード上級】つるし雛を描こう(2)

     前回の“つるし(ひな)”の続きです。
     縁起物(チョウ・ヒョウタン・草履(ぞうり)・タイ・手毬(てまり))を追加し、つるし雛を完成させましょう。

    【1】チョウを描きます

    (1)羽を描きます。
     「基本図形」→「涙形」を描きます。
     (a):サイズ変更ハンドルを左方向にドラッグし、調整ハンドルを少し上方向にドラッグします。
     (b):回転ハンドルで少し回転させます。
     (c):「図形の塗りつぶし」→「テーマの色」→「青、アクセント1」
         「線の色」→「テーマの色」→「白、背景1、黒+基本色50%」
     (d):(c)をコピーし、左右反転して並べ、グループ化します。
     (e):(d)をコピーし、「図形のぬりつぶし」→「赤」に変更します。
         SHIFTキーを押しながら角のサイズ変更ハンドルをドラッグして縮小します。
     (f):(e)を(d)の最背面へ移動し、少し下から見える位置に配置して、グループ化します。

    (2)触覚と羽のつなぎ目を描きます。
     触覚:「基本図形」→「アーチ」を細長く描きます。
     「図形の塗りつぶし」→「その他の色」→「標準」→「RGB 204、0、0」→「線なし」にします。
    ※この後、(羽のつなぎ目)でも使うため、コピーを2つ作り、下のほうに置いておきます。
     「基本図形」→「円/楕円(だえん)」で「正円」を小さく描き、色はアーチと同じにします。
     アーチの右に配置しグループ化します。
     回転ハンドルで縦に向きを変えてコピーし、左右反転し、並べてグループ化します。

     羽のつなぎ目:先ほどコピーした2つのアーチを、上下に並べ、グループ化します。
     左に90°回転し、サイズ変更ハンドルで図のように縮小します。

    (3)羽に模様を付けます。
     「四角形」→「角丸四角形」を描き、調整ハンドルを右にドラッグして丸みのある四角形にします。
     コピーをして縮小し、「図形のぬりつぶし」→「テーマの色」→「青、アクセント5」にします。
     2つの図形を重ね「グループ化」→「線なし」にします。
    ※わかりすいよう、仮で背景に灰色の図形を付けています。

    (4)配置します。
     (ア):図のように、触覚→羽→羽のつなぎ目の順に重ねて配置し、グループ化します。
     (イ):模様を縮小し、羽に散らして配置します。
         すべての図形を選択し「グループ化」します。
         「図形の効果」→「影」→「外側」→「オフセット(斜め右下)」で完成させます。


    【2】ヒョウタンを描きます

    (1)「基本図形」→「円/楕円」で描きます。
     正円を1つ、楕円を2つ描き、3つの図形を重ねて「グループ化」します。
     「図形の塗りつぶし」→「その他の色」→「標準」→「RGB 102、0、51」

    (2)(ひも)を描きます。
    ・「基本図形」→「ドーナツ」を縦長に描きます。
    ・「基本図形」→「月」を細く描き、左へ90°回転します。
    ・「基本図形→「台形」を細長く描き、コピーで2つにします。
    ・「図形の塗りつぶし」→「標準」→「赤」にします。
    ・(1)のヒョウタンに配置していきます。
     図のとおり、「ドーナツ」は最背面に、「台形」はヒョウタンの前面に配置し、少し回転します。
     「月」はヒョウタンのくびれ部分に最前面で配置し、サイズを調節します。
     すべての図形を選択し「グループ化」→「線なし」にします。

    (3)ハイライトを付けます。
    ※わかりすいよう、仮で背景に黒色の図形を付けています。
     「基本図形」→「楕円」を描きます。
     楕円を選択し、Word画面でしっかりと1回クリックすると、自動で「高さ25.4mm×幅25.4mm」の正円ができます。
     そのサイズで、「図形の効果」→「ぼかし」→「25ポイント」を選択します。
     ぼかした図形を「拡大/縮小」しても変わらないよう、図に変換します。
     「コピー」→「貼り付け」→「貼り付けオプション」→「図」を選択します。
     ぼかしの図をコピーで2つにし、縮小して(2)に配置します。
     すべての図形を選択しグループ化します。


    【3】草履を描きます

    (1)台を描きます。
     「基本図形」→「楕円」を描きます。
     「図形の書式設定」→「塗りつぶし」→「塗りつぶし(パターン)」→「前景 赤」→「背景 白」→「90%」→「線なし」にします。
     「図形の効果」→「面取り」→「面取り(丸)」にします。

    (2)鼻緒を描きます。
     「基本図形」→「アーチ」を描きます。
     アーチを選択し、下方向にドラッグしながら高いアーチ形にします。
     右クリックし、頂点の編集で、アーチの下の線上にマウスポインターを当て、形が変わったら右クリックします。
     表示メニューから、「線分を曲げる」をクリックします。
     片方も同じ方法でします。
     「図形の塗りつぶし」→「標準の色」→「黄」→「線なし」
     「図形の効果」→「影」→「外側」→「オフセット(右)」にします。

    (3)前坪を描きます。
     「四角形」→「角丸四角形」を描きます。
     調整ハンドルを右にドラッグし、丸みを付けます。
     「図形の塗りつぶし」→「標準」→「濃い赤」→「線なし」
     サイズを調節し(2)の上に重ね、グループ化します。

    (4)配置します。
     (1)と(3)を重ねグループ化します。
     コピーで1足にし、グループ化して完成です。


    【4】タイを描きます

    (1)タイの輪郭を描きます。
     (A):「基本図形」→「円/楕円」で楕円を描きます。
     「図形の書式設定」→「塗りつぶし」→「塗りつぶし(パターン)」→「前景 黄」→「背景 赤」→「うろこ」を選択します。
     (B):(A)を1つコピーします。
     右クリックし、「頂点の編集」を選びます。
     右の頂点を選択し、右クリックで「頂点の削除」を選びます。
     塗りつぶしを「赤」に変更します。
     (A)に(B)のサイズを合わせて重ね、グループ化します。

    (2)背ビレを描きます。
     「星とリボン」→「星16」を描きます。
     調整ハンドルを上にドラッグし、さらに平らな星形にします。
     図形の塗りつぶしを(1)-(A)と同じ色で、パターンを「右上がり対角線(太)」にします。

    (3)尾ビレを描きます。
     「ブロック矢印」→「山形」を横長に描きます。
     頂点の編集で、右上の頂点を削除します。 ※(1)-(B)参照
     塗りつぶしを(2)と同じパターンにします。
     左右反転し、少し回転します。

    (4)胸ビレを描きます。
     「基本図形」→「二等辺三角形」→「塗りつぶし」→「赤」にします。
     回転ハンドルで少し左に傾けます。

    (5)目を描きます。
     「正円」を大・小2つ描きます。
     大の線の色を「グレー」にし、小を「黒」で塗りつぶし、「線なし」にします。
     中央で重ねて、グループ化します。

    (6)配置します。
     (1)の最背面に(2)、(3)を配置し、(4)は最前面にします。
     「グループ化」→「線なし」にします。
     (5)の目を赤の部分に配置します。
     すべての図形を選択しグループ化します。
     「図形の効果」→「影」→「外側」→「オフセット(斜め右下)」向きを変えても形が崩れないよう、図にします。 ※図の変換は【2】-(3)参照


    【5】手毬を描きます。

     (a):「楕円」を描きます。
     (b):「基本図形」→「月」を選択し「楕円」に沿って下にドラッグしながら月を描きます。
     (c):調整ハンドルで「月」と「楕円」の隙間をなくします。
     (d):「月」をコピーし左右反転します。
     (e):図形を右クリックし「図形の書式設定」→「塗りつぶし」→「塗りつぶし(パターン)」→「前景は好みの色」→「背景 白」→「球」を選択します。
         テキストは「その他の色」→「紫」「緑」「ピンク」です。
     (f):それぞれ「線なし」にして、影をつけます。
         左の月と楕円…「図形の効果」→「影」→「内側」→「内側(下)」
         右の月…「内側(左)」
     (g):楕円を最背面にし、月を配置、グループ化します。
         サイズ変更ハンドルを上方向にドラッグして丸い手毬に仕上げ、図に変換します。 ※図の変換は【2】-(3)参照


    【6】描いた図形の色を変更してみましょう

     描いた図形を、まず図に変換します。 ※図の変換は【2】-(3)参照
     図をダブルクリック(又は「図ツール(書式」)→「色」→「色の変更」から好みの色を選択します。
     色の違う図形も()るし飾りにします。
    ※ここでは花ですが、他の図形も変更してみて下さい。


    【7】吊るし糸を描きます。

     前半で描いたお盆のグループ化を解除し、フチだけを使います。
    (1)上下反転し、高さを縮小します。
    (2)「星とリボン」→「星5」をフチの上(中央)に描き、「線の色」→「標準」→「濃い赤」にします。
    (3)調整ハンドルを下方向にドラッグし、線だけの「星5」にします。
    (4)頂点の編集で、(3)印の頂点を下方向にドラッグします。(位置は図を参照)
    (5)「線」→「直線」で「星5」の頂点の位置を目安に、SHIFTキーを押しながら直線を5本ひきます。線だけをグループ化します。
    (6)線の色を「濃い赤」にします。
     「星5」の線を最背面へ移動し、全ての図形を選択、グループ化して完成です。


    【8】配置します

     描いた図形を縮小し、色を変更した図形も加えて、吊るし糸の上に重ならないように並べます。
     (にぎ)やかにたくさん配置しましょう。
     すべての図形を選択、グループ化して完成させます。


     背景の枠はお好みの図形にします。
     (テキストは楕円に薄いピンクの塗りつぶしです。)


     

    2016/2 S.Mineo

    *「Word2013」で描いています。

    *テキストの「テーマの色」の「配色」はOffice(2013)です。

     2013以外をお使いの方は、似た色で塗りつぶしてください。

    シェイプアートの印刷方法について

    ◇次回更新は3月9日(水)の予定です。

    2016年02月24日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    
    プロフィル
    峰尾節子  (みねお・せつこ
     シェイプアートの「簡単・奇麗・パソコンがキャンパス」の手軽さに魅かれて描いています。シニアパソコンボランティアでシェイプアートの普及活動を推進。峰尾さんのホームページ「気ままな楽描き
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