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    30代、40代女性の恋の悩みに、恋愛・結婚・人間関係コンサルタントの木村隆志さんがアドバイス。

    「契約結婚」が破たん…選ぶべきは結婚?別れ?【4択編】

    「月10万円」の家事代をもらう

     「契約結婚」がテーマのテレビドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』が話題を集めています。「あれは作り物の話でしょ?」と思いがちですが、そうとも限りません。ドラマのように、「婚姻届は出さない事実婚」「家事に給料を払う」「財布と寝室は別」「世間から夫婦として見られている」というカップルがいるのです。

     相談者の七奈美さん(仮名、31歳)と彼(37歳)は、同居を始めてから約3年の歳月が流れていました。しかし、彼のある言葉に七奈美さんの心は揺れ始めていたのです。

     七奈美さん「彼との出会いはよく行く飲食店で、店長が仲を取り持ってくれました。『周囲の友人たちが結婚した』『結婚にいいイメージがない』『子どもはいらない』など、価値観も状況も似ていたので意気投合して、今のような形になったんです」

     木村「二人は恋愛関係になっていないのでしょうか?」

     七奈美さん「なりましたよ。だから一緒に住み始めたわけですし。でも交際1年が過ぎたころ、些細(ささい)なけんかが増えて『相性が良くないかな』と思ったので、私から『こんな気持ちで一緒に暮らすのは良くないから別れよう』と言ったんです。そしたら、彼が『別れてもいいから、このまま一緒に住んでくれないか? 家事をしてくれて本当に助かっているし、その分のお金も払うから』と言い出して、今の生活になりました」

     木村「七奈美さんは、彼のことが嫌いになったわけではなかったんですね」

     七奈美さん「ふだんの会話も食べ物の好みも合うし、基本的にいい人なんですよ。一緒にご飯を食べたり、テレビを見たりしているだけでも楽しいですから。それに、家事で月に10万円くれるって言うんですよ。家賃も光熱費も消耗品代もいらなくて、自分で稼いだ給料も併せてお金に余裕ができるのなら、『無理して出て行くこともないな』と思ったんです」

     木村「しかし、2年が過ぎて心境の変化が生まれたんですね」

     七奈美さん「彼の考え方が変わったようなんです。『今さらだけど、婚姻届を出して結婚するという形はなしかな?』と言われました。理由を尋ねると、『友人夫婦を見て、自分たちの関係と変わらないな』と思ったそうです。『それなのに自分は、この先、病気とか何かあったら一人でどうなるんだろう』と不安になったみたいですね」

     木村「今後の不安という意味で、七奈美さんはどうですか?」

     七奈美さん「正直言うと、まだそんなにリアルではありませんが、先々週あたりから体調が良くなくて『彼が言っていたのはこういうことなのかな』と思ったのも事実です。それと彼が言うように、友人夫婦を見ていてもずっとラブラブが続いているわけではないので、『彼との結婚もありかな』という気持ちは持っていました。でも同じくらい『このままのほうがいいのかな』『もう別れたほうがいいのかな』という気持ちもあります」

     木村「『彼への返事を迷っている』ということですね」

     七奈美さん「『彼にどう返事したらいいのか』だけでなく、仕事や人間関係も含めて、『自分がどうやって生きていけばいいのか』すら分からなくなっています」

    七奈美さんが取るべき行動は? 4択でクリック!

     【A】 3年間の円満な同居生活を信じ、四の五の言わず結婚する
     【B】 彼の真意を量るために、結婚内容の詳細を問いただす
     【C】 一度同居を解消して、彼のことや人生を見つめ直す
     【D】 もうしばらくは現状の生活を継続させる

     ※それぞれをクリックすると……(5点満点で採点+解説します)

    2016年12月12日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    プロフィル
    木村 隆志   (きむら・たかし
    コンサルタント/コラムニスト。ティーンから中高年世代まで、幅広い年齢層の相談を受け続け、コンサル数は対面だけで通算2万組超。また、各メディアに毎月20本強のコラムを寄稿している。最新刊『独身40男の歩き方』(CCCメディアハウス)が2016年12月1日に発売。その他の著書に『40歳からはじめる 一生の恋人の見つけ方』(同文舘出版)、『話しかけなくていい!会話術』(CCCメディアハウス)、『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』(TAC出版)、『好感度がアップする プラスひと言会話表現605』(こう書房)、『友活はじめませんか? 30代からの友人作り』(遊タイム出版)などがある。
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