<速報> 知人女性殺害、元名大生に無期懲役判決…名古屋地裁
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    30代、40代女性の恋の悩みに、恋愛・結婚・人間関係コンサルタントの木村隆志さんがアドバイス。

    自他ともに認める美人なのにモテない私…納得できない!

    軽い男性にしか声をかけてもらえない

     「どう考えても納得いかないんですよ!」、それが麻紀さん(仮名、33歳)の第一声でした。麻紀さんは、大手住宅メーカーに勤めるOLで、女優の稲森いずみさんに似た美人。スタイルもファッションセンスも抜群なのに、「もう3年も恋人がいない」「飲み会に行っても交際につながらない」と嘆いていたのです。

     自他ともに認める美人の麻紀さんがモテない理由は何なのでしょうか。

     麻紀さん「結婚願望があるのに、ここ何年か恋愛がうまくいかないんですよ。私より見た目も性格もよくない子がモテて、結婚している理由が分かりません。最近は『趣味悪い男ばっかり』と嫌な気持ちになることがよくあります」

     木村「私のもとを訪れる相談者さんでも、きれいな人ほどプライドが邪魔をして『友人や家族に相談できずに困っている』という人が多いですね」

     麻紀さん「(うなずきながら)全然モテないわけではないんですよ。それなりの会社に勤めていて、見た目もそこそこの男性から声をかけてもらうこともありますから」

     木村「でも、声をかけてくれる男性たちは、本命の恋人や結婚相手として考えられるタイプではないということですね。30代の美人女性に声をかけるのは、軽いタイプの男性が多いのですが、麻紀さんはどうですか?」

     麻紀さん「(納得がいかない様子で)30代の美人女性は軽いタイプに引っかかりやすいということですか?」

     木村「引っかかりやすいのではなく、声をかけてくるのは軽いタイプが多いということです。軽いタイプの男性が見ているのは、内面ではなく外見、将来の幸せではなく今の楽しさ、相手ではなく自分。30代の独身女性に声をかけるのなら『将来を見据えた真剣交際』が前提になるのが自然なのにそういう気持ちがなく、『美人だから』声をかけているだけなのです。実際、声をかけられた男性から、あまり優しくされなかったり、すぐに体の関係に持ち込もうとしたり、ということはありませんでしたか?」

     麻紀さん「(あっさり認める)確かにそういう人は何人かいましたね。だから『見た目も収入もいいけど、話にならない』という感じで、付き合うところまではいきませんでした」

     木村「特に麻紀さんのお眼鏡にかないそうな見た目や収入のいい同年代の男性は、女性の気持ちや結婚に対して鈍感であり、束縛されることを嫌うので、なかなかうまくいかないでしょう。厳しいことを言うようですが、30代の女性が『美人というだけでモテる』『望む条件の男性と結婚できる』ことは極めて難しいのです」

     麻紀さん「私のようなそこそこの美人じゃなくて、『女優さんくらい美人じゃなければ無理』ということですか?」

     木村「『そこそこの美人こそ、思うような結婚ができず苦労する人が多い』ということです。麻紀さんとはまだお会いして10分くらいしかお話していませんが、私にはその理由が見えましたよ」

    美人ゆえの自意識の高さがあだに

     麻紀さん「独身の友人にも、そこそこの美人は何人かいて、ときどき彼女たちと女子会を開いてグチを言い合っています。『何であんなかわいくない子が幸せで、私たちはそうでないのよ』とか、『あれくらいの男ならこっちから願い下げだよね』とか」

     木村「そういう話をしてしまうのは、『年齢を重ねるごとに少しずつモテなくなっている』という現実を受け入れられないからでしょう。外見を売りにしてきた恋愛スタイルや受け身のスタンスを変えられないため、状況は悪化する一方。『以前よりモテなくなったし、焦りを感じる』という現実を意識しつつも、『認めたくない。私はまだまだいける』という願望で無理やり打ち消しているのです」

     麻紀さん「(不満げに)もともと女子会ってそういうものじゃないですか。いつも『認めたくないよな~』『認められないよね』とか、『変われないな~』『変われないでしょ』とか言い合っていますし、でも最後には『でも大丈夫だよ』と励まし合うんですよ。私はこういう女同士の息抜きも必要だと思っています」

     木村「(きっぱりと)息抜きが必要なら他のことですればいいでしょう。麻紀さんが本当に結婚したいのなら、女子会にどっぷりつかるのではなく反面教師にするべきです。彼女たちは、『そこそこの美人が真剣に結婚を考える男性たちから避けられる』いくつかの行動パターンを持っているでしょうから」

     麻紀さん「(思わず食いつく)どんな行動パターンですか?」

     木村「美人は他人から見られることへの自意識が高い分、服装やヘアメイク、仕草や所作などにも気を配る傾向があります。しかし、自分に対する意識が高い一方で、周囲の人に対する言葉づかい、気づかい、マナーなどは不十分。見た目の評価を優先し、依存するあまり、それ以外のところで小さな減点を重ねてマイナスギャップを感じさせてしまいがちです」

     麻紀さん「(反論するように)私は会社で『気が利くね』と言われるタイプですし、言葉づかいも悪くはないと思いますが」

     木村「誰もが気付くようなものではなく、相手を見ているからこそできる気配りをしていますか? たとえば、今この店に入ってからも、メニューを手に取って渡したのは私ですし、麻紀さんのほうに向けたままでした。それ以前に、先にあいさつしたのも、笑顔を見せたのも、店員さんを呼んだのも私でしたよね。出会いの現場で本当に必要なのは、こういうささいな気配りを先にやることなのです」

     麻紀さん「(言いにくそうに)そういうことはあまり気にしないというか、『男性が(レディーファーストで)することかな』というイメージもあるので……」

     木村「麻紀さんは自分で思っている以上に自意識が高く、だから相手任せで受け身になっているのでしょう。しかし、自分にとっては『普通』でも、相手から見たら『それは普通ではない』、それどころか『優しくない』『気が利かない』と感じることは多いものです。その点、自意識の高い今の麻紀さんは、結婚しても早期離婚につながりやすい性格とも言えます。まずは自意識を下げ、その分、相手への意識を高めるところから始めませんか?」

    ――30代の美人女性が陥りやすい恋愛・結婚の落とし穴は、まだまだあります。その中には、麻紀さんが「そうだったのか」と婚活への決意を固めたものもありました。

    2017年03月21日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    プロフィル
    木村 隆志   (きむら・たかし
    コンサルタント/コラムニスト。ティーンから中高年世代まで、幅広い年齢層の相談を受け続け、コンサル数は対面だけで通算2万組超。また、各メディアに毎月20本強のコラムを寄稿している。最新刊『独身40男の歩き方』(CCCメディアハウス)が12月1日に発売。その他の著書に『40歳からはじめる 一生の恋人の見つけ方』(同文舘出版)、『話しかけなくていい!会話術』(CCCメディアハウス)、『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』(TAC出版)、『好感度がアップする プラスひと言会話表現605』(こう書房)、『友活はじめませんか? 30代からの友人作り』(遊タイム出版)などがある。
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