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    30代、40代女性の恋の悩みに、恋愛・結婚・人間関係コンサルタントの木村隆志さんがアドバイス。

    絶対に年収1000万円以上の男性と結婚したい

    高収入の男性とばかり付き合ってきた

     「高収入の男性と結婚したい」。今回の相談者・優香さん(仮名、32歳)は、はっきりとそう言いました。驚かされるのは、優香さんが「お金に困っていない」「貧しい家庭に育ったわけでもない」普通のOLであること。それでも「低収入の男性とは絶対に結婚したくない」とお金に執着しているのです。

     なぜ、優香さんは高収入の男性を求めているのでしょうか。そして彼女は、どのようなアプローチをすればいいのでしょうか。

     優香さん「大学を卒業して以来、高収入の男性しか興味がありませんでした。4人お付き合いしましたが、全員高収入の男性でしたね」

     木村「優香さんの考える高収入とは、具体的にどれくらいの金額ですか?」

     優香さん「(きっぱりと)『絶対に年収1000万円以上の人がいいな』と思っています」

     木村「なぜそんなに多くのお金が必要なのでしょうか」

     優香さん「別に働きたくないわけではないし、すごくぜいたくをしたいわけでもありません。貯金もそれなりにありますから。でも、『仕事を辞めたい』と思ったときに辞められないのは嫌だし、子どもができたら広い部屋に住んで私立の学校に行かせてあげたいんですよ。私の周りには同じような考えの友人はたくさんいるので、変ではないと思いますが」

     木村「確かに現在のアラサー女性には、『お金に不自由していないけど、高収入の男性と結婚したい』という人は少なくないですね。ただ、優香さんのようにかたくなではなく、『結婚後の生活で少しゆとりがほしい』というだけなので、婚活中に条件を変える人は多いですよ」

     優香さん「(うなずきながら)私も『この人、好きかも』と感じる男性に出会ってしまうと、恋愛に走ってしまいそうなので、あらかじめその可能性をなくしています。『最初から高収入の男性としか出会わなければいい』と割り切っていますし、実際それで4人の男性とお付き合いしてきましたから」

     木村「でも、その4人とは結婚に至らなかったわけですよね? なぜ別れてしまったのでしょうか?」

     優香さん「理由を教えてもらえずに振られたのが2人。何度も浮気されて、こちらから別れたのが一人。『好きだけど、結婚は考えられないから優香のために別れよう』と言われたのが一人です。あまりいい別れ方ではないのですが、いろいろなところに連れていってもらったし、どの人との恋も楽しかったので、『やっぱり高収入の男性はいいな』というイメージがありますね」

     木村「少し厳しい言い方になりますが、冷静に振り返ると、あまり愛されていなかったのではないでしょうか?」

    高収入男性は女性に何を求めるか

     優香さん「(少し考え込んだあとに)……今思えば、そうなのかもしれませんね。まあ、お金を持っている男性はモテますから」

     木村「高収入の男性は、『自分が稼いだお金を使う代わりに、彼女から何をもらえるか』を考えるものです。これは裏を返せば、『何かを得られない女性は、本命の恋人や結婚相手として見られない』ということ。高収入の男性から振られたのなら、その可能性が高いでしょう」

     優香さん「高収入の男性は『何をもらいたい』と思っているんですか?」

     木村「高収入男性が結婚相手に求めるのは、主に“美しさと若さ、癒やし、家事スキル”の四つ。いずれも『自分にないもの』であり、『自分を喜ばせるもの』だと思っているのです。四つすべてそろっている女性は高収入の男性からアプローチされやすいですし、本気で高収入男性との結婚を目指すのなら二つは持っていたほうがいいでしょう」

     優香さん「私はすごく美人というわけではないし、若くもありませんが、見た目には気使っているつもりです。癒やしを感じさせられるかはわからないけど、家事スキルはそれなりに自信を持っていますし、元彼たちにも伝わっていたと思いますが」

     木村「優香さんの見た目に関しては、高収入の男性が好みそうなさわやかなイメージがあるので、あまり問題ないように思います。ただ、家事に関しては、あからさまなアピールは逆効果。『私は料理が得意』『美容に力を入れている』などの直接的な言葉は、『彼女は僕のお金目当てで猛アピールしている』と警戒させてしまいます。また、手料理を作ったとしても、それが高収入男性の求めるメニューでなければ意味がありません」

     優香さん「4人目に付き合った元彼から、『俺はこういう料理じゃなくて、もっと普通のものを作ってもらったほうがうれしいんだけどな』と言われたことがあります。今思えば、悪気はないでしょうし、イタリアンではなく和食にすればよかったのかもしれませんが、当時は『せっかく作ったのに何でそんなことを言うの?』と機嫌が悪くなってしまったんですよね」

     木村「正直なところ、高収入の男性ほどそういうわがままな傾向があります。日ごろ、食費にお金をかけられますし、特に独身期間の長い人は、自分の食べたいものばかり食べ続けてきたわけですから。しかし、そういう家事に関することをきっかけに、『彼女では癒やされない』と判断して結婚相手の候補から外す男性が多いので要注意です」

     優香さん「お金を稼いでいる人はそれくらいわがままでいいのかもしれませんが、心のどこかで『面倒くさい男だな』と思っている自分もいますね……」

     木村「では、高収入の男性をあきらめますか?」

     優香さん「(すぐに否定)いえいえ。まだまだあきらめずに頑張りたいと思っています」

     木村「では、高収入の男性にどうアプローチするのか、交際がスタートしたらどう振る舞えば結婚に近づくのか。いくつかポイントを挙げていきましょう」

    ―高収入男性へのアプローチ方法や、結婚に近づく振る舞いとは、どんなものなのでしょうか。

    2017年09月18日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    プロフィル
    木村 隆志   (きむら・たかし
    コンサルタント/コラムニスト。ティーンから中高年世代まで、幅広い年齢層の相談を受け続け、コンサル数は対面だけで通算2万組超。また、各メディアに毎月20本強のコラムを寄稿している。最新刊『独身40男の歩き方』(CCCメディアハウス)が2016年12月1日に発売。その他の著書に『40歳からはじめる 一生の恋人の見つけ方』(同文舘出版)、『話しかけなくていい!会話術』(CCCメディアハウス)、『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』(TAC出版)、『好感度がアップする プラスひと言会話表現605』(こう書房)、『友活はじめませんか? 30代からの友人作り』(遊タイム出版)などがある。
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