文字サイズ
    住まいに関する特集コーナーです。

    「時短料理」家電 おいしくアシスト

     家事の中でも時間がかかるのが食事の準備。

     「手抜きは嫌だけど、手早く楽に作りたい」という人は多いだろう。そんな人には調理の手間を省いたり、時間を短縮したりする「時短料理」ができる家電が便利だ。うまく使えば、余った時間を他のことに使える。

    家事時間の半分

     総務省の社会生活基本調査(2011年)によると、1日の家事にかける平均時間は女性が2時間59分、男性は37分。そのうち男女ともに調理や片づけなどの「食事の管理」が最も長く、特に女性では1時間31分とほぼ半分を占めた。

     また、マルハニチロが週1回以上、自宅で夕食を作る20~59歳の女性を対象に今年7月に行った調査(回答者1000人)では、「日頃の料理で『改善できたらいいな』と思っていること」との質問に対する答え(複数回答)は、「メニュー数を増やす」「栄養バランスをとる」に続き、「調理時間を短くする」(68・1%)が3番目に多かった。

     時短料理で生まれる自由な時間をどう使いたいか聞いた質問では、「睡眠」、「料理以外の家事」、「テレビ・DVD鑑賞」が上位に来た。

    圧力鍋やレンジ

     こうした消費者のニーズを受け、家電メーカー各社は、時短に役立つ調理家電を続々と発売している。

     鍋を密閉して加熱し、内部の圧力を高めて沸点を上げる圧力鍋は、短時間で調理ができると人気だ。ただ、火加減の調整などが必要で、鍋の近くから離れられない。

     これを解決したのが、象印マホービンが昨年10月に発売した「圧力IHなべ『煮込み自慢』EL―MA30型」(税込み5万4000円)。マイコンを搭載し、材料と調味料を入れて調理方法・時間をセットするだけで自動で「ぶり大根」や「豚の角煮」などができる。途中で火加減を調整したり具材をかき混ぜたりする必要はないので、調理中は他のことができる。

     シャープが7月に発売したオーブンレンジ「ヘルシオ AX―XP200」(同18万円前後)は、高温の水蒸気で調理する技術と独自のセンサーを組み合わせ、冷凍や冷蔵、常温の食材が混在していても同時に自動調理ができる。例えば、付属の角皿に、冷蔵の焼きそば、生の野菜、ソース、冷凍の肉を載せ「いためる」を選んで加熱した後、混ぜるだけで焼きそばができあがる。

    ホームベーカリー

     特定の食材の仕込みや調理を素早くできるホームベーカリーも相次いで登場している。

     パナソニックが11月に発売する「ホームベーカリー SD―BMT1001」(同4万円前後)は高速回転でこねるため、薄いピザやナン、ギョーザの生地を8分で作れるコースを新設した。パン(1斤)は材料を入れてから、最速約60分で焼き上がる。

     オークセールが7月に発売した「siroca ホームベーカリーSHB―712」(同2万5704円)はそばやチーズも手軽に作れる。そば生地は約5分で作れ、包丁で切ってゆでれば計約30分でそばが完成。クリームチーズは牛乳などの材料を約25分間かき混ぜるなどした後、冷蔵庫で約1日、水気を切ればできあがる。(福森誠)

    2015年10月20日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

    ×

    大手町モールのおすすめ
    帆布鞄
    読売ホームガイド×SUUMO