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    高齢者のやけど、冬場に多発…着衣への着火など

     低温やけどや着衣への着火など、高齢者がやけどを負う事故が冬場に多発していることから、消費者庁が注意を呼びかけている。

     同庁が65歳以上の高齢者のやけどについてまとめたところ、2009年9月からの6年間に338件の事故情報を確認した。低温やけどが119件で最も多く、「着衣着火」(20件)、「ストーブの上に置いたやかんなどの熱湯による事故」(13件)、「入浴の際の事故」(11件)――などが続いた。

     低温やけどは、カイロや湯たんぽなどに長時間触れたことが原因になっていた。軽そうに見えても、皮膚の深いところまでやけどし、重症化しやすい。同庁は、就寝時はカイロを使わず、湯たんぽやあんかを使う場合は、布団が温まったら外に出すようアドバイスする。

     着衣着火は、入院治療が15件、死亡が2件と命に関わる事故が目立つ。仏壇のロウソクやガスコンロから服に燃え移るケースが多い。火を扱う時は、毛足が長い衣類は避けるよう呼びかけている。ロウソクの代わりに発光ダイオード(LED)を使った仏壇用器具の活用も検討してほしいとしている。

     同庁は「高齢者は運動機能や感覚機能が低下し、事故のリスクが高くなる。本人だけではなく、家族や介護者など周りの人の見守りも大切」と話している。

    2015年11月26日 15時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

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