文字サイズ
    住まいと暮らしに関わるニュースを掲載します。

    ラグで模様替え、豊富な柄

    滑り止め、抗菌、防ダニ・・・機能も充実

    • 会社員男性宅に敷かれたラグ。ソファや床と調和した落ち着いたデザインだ(東京都内で)
      会社員男性宅に敷かれたラグ。ソファや床と調和した落ち着いたデザインだ(東京都内で)
    • 外国の伝統的な柄を取り入れたものも多い(東京都世田谷区のunico loom自由が丘で)
      外国の伝統的な柄を取り入れたものも多い(東京都世田谷区のunico loom自由が丘で)

     部屋の一部で使う敷物、ラグは、床全体に敷き詰めるカーペットに比べて扱いやすい。フローリングのリビングなどに置くだけで、気軽に部屋の雰囲気を変えられる。季節によって入れ替えれば、手軽な模様替えにもなる。最近は品ぞろえも豊富になっており、多彩なデザイン、素材、機能の中から選べそうだ。

     東京都内のマンションに引っ越した会社員男性(32)は、1月の入居に合わせ、ラグを買った。リビングのソファの前に敷いたラグのサイズは1・8メートル×2・4メートル。グレーがかった紫やベージュなど色調を抑えたパッチワーク風デザインで、落ち着いた雰囲気が気に入っている。

     「休日はソファから下り、ラグの上でごろんと横になることもあります」と男性は満足げだ。

     ラグ選びで男性に助言したのが三井デザインテック(東京)のインテリアコーディネーター、笠井由紀子さんだ。床やカーテン、ソファに合うシックなデザインを薦めた。「外国の伝統的な柄を取り入れるなど、凝ったものも人気です」と話す。

     住まいの洋式化が進み、最近はラグのタイプも増えてきた。デザインは単色でも光沢感のあるもの、幾何学模様、北欧調のものなど。素材もウール、コットンからアクリル、ナイロンまで様々だ。

     オリジナルデザインのラグを販売する「unico loom(ウニコルーム)自由が丘」(東京都世田谷区)の米沢名奈子さんは、「鮮やかな色合いのアクリル、吸湿効果のあるウール、丈夫で長持ちするナイロンなど、素材ごとに特徴があります」と話す。

     同店の売れ筋は、3人がけソファの前に敷く1・4メートル×2メートルサイズ。手頃なもので1万円前後だ。好きな形や色、大きさなどを指定できる「オーダー品」もある。

     床の上で滑らないよう滑り止め加工をしたものや、抗菌、防臭、防ダニ加工を施したラグもある。体から出る水分を吸収して発熱し、触っていると暖かくなるラグも。機能でも種類が豊富になっている。

     長く使うには、日々の手入れが大切。汚れはこまめに拭き取るようにしたい。「丸洗いできるタイプもあります。洗濯機に入らない大きなものは、浴槽で中性洗剤を使って押し洗いしてください」と米沢さん。洗ったらラグの対角線をさおに合わせ「三角干し」にすると、早く乾くという。

     これから梅雨に向けて湿度が高くなると、ウールやコットンなどの天然素材はカビや雑菌が繁殖しやすくなる。ラグのためにも、こまめに部屋の換気・除湿をし、ラグ自体も時折裏返しにして風を通すことが大事だ。

    ラグを長く使うには
    ▽毛足のあるラグに掃除機をかけるときは毛並みと逆方向にやさしく
    ▽食べこぼしなどの汚れは早めに拭き取る
    ▽年1度をめどに薄めた中性洗剤に雑巾を浸し、全体を拭く
    ▽洗ったら陰干しに。直射日光には当てない
    ▽カビなどが繁殖しないよう時々裏返す
    (米沢さんの話を基に作成)
    2017年04月03日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    大手町モールのおすすめ
    帆布鞄