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    住まいと暮らしに関わるニュースを掲載します。

    100均DIYで新生活スタート

     多くの人が新生活をスタートさせる春。部屋の模様替えも多いこの時期に、100円均一ショップの商品を使ったいま流行のお手軽DIY(日曜大工)で、暮らしに彩りを添えてみるのはどうだろうか。日本最大級の住まいとインテリアの写真投稿サービス「RoomClip」を利用する3人の達人に作品を作ってもらい、ヒントを探った。(地方部 江藤 一)

    「ワイヤスタンドの丸テーブル」 難易度 ★

    • DIYの材料探し。100円ショップは宝の山だ(ダイソーのイトーヨカードー大和鶴間店で)
      DIYの材料探し。100円ショップは宝の山だ(ダイソーのイトーヨカードー大和鶴間店で)

     まずは、神奈川県内在住で「yoshi-pi」の愛称で活躍する主婦、土井芳恵さん(31)。手軽さを最優先に、植木鉢用のワイヤスタンドを活用した、丸テーブルを考えてくれた。

     「子供向けにおやつを置いたり、おもちゃを収納したりできます。スタンドには、高さ40センチのものもあり、ブランケットも収納可能です」(土井さん)

    ◆作り方と材料

     ワイヤスタンド(鉢スタンド)1個、床マット(塩化ビニール樹脂製)1個、綿ロープ1本、カラーワイヤ1本

     <1>底にするワイヤスタンドの小さい輪を上にして、カラーカラーワイヤを張る(収納物が落ちない程度に)。

     <2>小さい輪から大きい輪にワイヤを張る。

     <3>天板にする床マットを大きい輪の外側に合わせ、ハサミで円形に切る。

     <4>円形に切った床マットの裏側を上にして、その上にスタンドの大きい輪を重ね、輪の内側に沿って綿ロープを接着剤で貼り付け、ずれ防止にする。

    • ワイヤを張り、末端を留める時はラジオペンチを利用
      ワイヤを張り、末端を留める時はラジオペンチを利用
    • 樹脂を溶かして接着するグルーガンは乾燥が速く便利
      樹脂を溶かして接着するグルーガンは乾燥が速く便利

    【ここがポイント】

     100円ショップの品ぞろえはお店ごとに異なります。品物の回転も速く、お目当ての物が「いつもあるとは限らない」点に注意を。(土井さん)

    • 完成品を手にする土井さん。今回は高さ17センチのワイヤスタンドを利用
      完成品を手にする土井さん。今回は高さ17センチのワイヤスタンドを利用
    • ぬいぐるみなどおもちゃを収納できる
      ぬいぐるみなどおもちゃを収納できる

    • バスケット風にアレンジ
      バスケット風にアレンジ

    「すのこの板の収納箱」 難易度 ★★

    • すのこを解体した板を使った収納箱を手にする網田さん
      すのこを解体した板を使った収納箱を手にする網田さん

     東京都内に住むDIYクリエイター・空間デザイナーで愛称「swaro109」の網田真希さん(36)が考えてくれたのは、100円均一ショップの定番商品、すのこの板を使った収納箱。

     「すのこを解体すると幅がそろった板になるので、ノコギリを使う回数を減らせます。板自体も軽く、接着剤を塗ったり、くぎを打ったりする作業もしやすいんです」(網田さん)


    ◆作り方と材料

     すのこ5、6枚、くぎ適宜、取っ手金具1個、開閉金具1個、ちょうつがい2個、木工用接着剤、木部保護塗料、木ねじ適宜

     <1>すのこをカナヅチで軽くたたき、くぎを抜き、板を取り外す。

     <2>切らずに使う板16枚(前面、背面、底面、蓋になる)を取り置く。残りの板をノコギリで切り、4枚幅の板8枚(底面のつなぎ板と両側面になる)、3枚幅の板10枚(両側面などのつなぎ板になる)を作る。

     <3>板に木部保護塗料を塗る(今回は省略)。

    • つなぎ板を各面の部品に接着する(写真は蓋以外の部分)
      つなぎ板を各面の部品に接着する(写真は蓋以外の部分)

     <4>つなぎ板にする3枚幅の板8枚と4枚幅の板2枚の片面に接着剤を塗り、貼り付け乾燥させる。

     <5>つなぎ板側からくぎを打つ。蓋の部分は板6枚を使用(ちょうつがいを付け、見た目を整えるため、前後は2枚重ねにする)。内側から接着剤を塗った3枚幅の板2枚で留める。乾燥したらくぎを打つ。蓋の上側の中央に取っ手金具を木ねじで付ける。

     <6>底面と両側面はつなぎ板を外側に、前面と背面はつなぎ板を内側にして接着剤で留め、箱形にする。乾燥したらくぎを打つ。

    <7>蓋と前面に開閉金具を取り付ける。蓋と背面を、ちょうつがい2個で留めて完成。

    【ここがポイント】

     簡単でもいいので設計図を描くと完成イメージが固まります。置く場所の大きさも考えてアイデアを練りましょう。(網田さん)

    • 設計図
      設計図

    「スライド式収納箱」 難易度 ★★★

    • 開け方が面白い収納箱。壁にかけて小物を飾る木箱を活用した
      開け方が面白い収納箱。壁にかけて小物を飾る木箱を活用した

     東京都内在住で愛称「Chiaki」のDIYクリエイター榎並千明さん(37)には、既成品の木箱を利用し、一見、引き出しのように見えて、意外な開け方をする収納箱を作ってもらった。

     「電動工具を使わずに作れるおしゃれな収納箱。水性ニスで木目を生かして仕上げました。上の箱は天板を持ち上げ、真ん中は左にスライドして開けるからくり箱です」(榎並さん)

    ◆作り方と材料

     壁にかけて小物を飾る木箱(ウォールボックス)3個、引き出し用の取っ手金具3個、板材2、3枚、ちょうつがい4個、木ねじ適宜、水性ニス適宜、紙ヤスリ適宜。

     <1>収納箱側面の板2枚と背面の板1枚を用意。蓋をちょうつがいで留めることを考慮して、木箱を三つ垂直に重ねた高さに4センチ足した長さにする。蓋用の板は木箱の口をふさぐ大きさ。鉛筆で印をつけると便利。木箱の取り付け金具は取り外し、前面に取っ手金具を付ける。

    • 鉛筆で引いた線をノコギリで切っていく
      鉛筆で引いた線をノコギリで切っていく
    • 木箱を取り付ける位置を決めて印をつける
      木箱を取り付ける位置を決めて印をつける

     <2>ノコギリで切った断面は紙ヤスリで平らにする。側面、背面、蓋の板に水性ニスを塗り乾燥させる。右側面の板3か所にキリで穴を開け、背面の板とL字形に組み合わせて木ねじで留める。

     <3>左側面の板と背面の板をちょうつがい2個で留める。

     <4>右側面と背面の板の内側に、一番上と一番下の木箱の位置に印を付け、一番下の木箱から、内側にキリで穴を開けてから木ねじで2か所ずつ留める。左側面の板の内側には、真ん中の木箱が来る位置に印を付け、キリで穴を開け木箱の内側から木ねじで2か所留める。蓋にする板と背面の板上部をちょうつがい2個で留めて完成。

    【ここがポイント】

     100均DIYの魅力は「意外性」。バーベキュー用の焼き網も、少し手をかければ飾り棚にできます。考えること自体が楽しいんです。(榎並さん)

    2017年04月11日 10時11分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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