文字サイズ
    住まいと暮らしに関わるニュースを掲載します。

    認知症予防に効果 サルサを踊ろう!

     認知症予防に効果があるというダンス。せっかくなら大切なあの人とのふれ合いも楽しめたら…。そんなあなたにぴったりなのが「サルサ」。軽快なラテン音楽に乗せてパートナーとともにステップを踏んでみましょう。指導するのは、ダンス教室「東京キューバンサルサ」を運営する石田頼子さん(45)、夫の宏康さん(49)です。(地方部 斎藤健二) 

    スペイン語で「ソース」

    • ペアで協力して踊れば楽しさが増すサルサ
      ペアで協力して踊れば楽しさが増すサルサ

     サルサはスペイン語でソースという意味です。キューバなどカリブ海諸国でスペインとアフリカの音楽が融合。移民とともにニューヨークに渡り、1970年代にサルサとして確立しました。とてもシンプルで歩くように踊れ、異性とも楽しくコミュニケーションできることなどから、日本では1990年代以降急速に普及し、今では数万人の愛好者がいます。

     石田さんによれば、キューバでは子どもから90歳のおばあちゃんまで、誰もがサルサを踊るそうです。日本の愛好者の中心は中高年。「東京キューバンサルサ」でもシニアクラスがあり、生徒には70代の人もいます。

     一見複雑に見えるペアの動きは、実は基本の10パターンの動きを応用しているだけなので、基本ステップを覚えれば、誰でも簡単に踊れます。会話をしながら踊れば楽しさ倍増。ダンスと音楽が生活の一部になると、毎日が明るくなります。

    • サルサのコツは歩くような感覚で踊ること
      サルサのコツは歩くような感覚で踊ること
    • 基本ステップを覚えれば、誰でも簡単に踊れる
      基本ステップを覚えれば、誰でも簡単に踊れる

    基本リズム

     まずは、8拍子の基本リズムを体得しましょう。その場で歩くように手を振り体を揺らしながら足踏みします。右、左、右と足を踏んだら、(4)は休み、続けて左、右、左と踏み、(8)は休みとなります。音楽に合わせ、基本リズムを取るだけでも楽しい気分になってきます。ペアは常に対称的な動きをします。女性が右から踏んだ場合、男性は左からです。

    基本ステップ

     リズムを覚えたら、次は足を前後に動かす基本ステップです。(1)右足を後ろに下げて踏む(2)左足をその場で踏む(3)右足を元の場所に戻す(4)休み(5)左足を前に出して踏む(6)右足をその場で踏む(7)左足を元の場所に戻す(8)休み これを繰り返します。コツは「歩くような感覚で」。

    斜め後ろのステップ

     (1)で右足を左斜め後ろにステップし、(2)では左足をその場で踏みます。(3)で右足を元の位置に戻し、(4)は休み。(5)~(8)までは、反対の足で(1)~(4)と同じ動きをします。注意点は、斜め後ろにステップした際、かかとに体重をかけすぎないこと。姿勢を保つため、かかとを気持ち浮かすぐらいにしておきましょう。

    ライトターン

     男性のリードを受けて、女性が右回りする基本的なターンです。まず(1)で右足を後ろに下げて踏み、(2)では左足をその場で踏みます。(3)で右足の角度をつけて元の場所に戻します。(4)は休み、(5)で右足はそのままにして左足を右足の前に出します。(6)は右足をその場所で反転させます。(7)で右足を軸に左足を正面に回し、(8)は休み。右足を元の場所からずらさないことがポイントです。 男性は(2)~(3)の間で握った手をつり革の高さにあげます。そのまま天使の輪を描くイメージで女性をリードします。女性は、男性のリードを無視して強引にターンするのはやめましょう。ペアダンスは男女関係の縮図です。踊りづらいと感じる部分があれば遠慮なく伝えましょう。相手がまったく気づいていないこともありますから。お互いが思いやりを持てば、息のあったダンスと関係ができあがると思います。

    動画の使用楽曲:福生まれ☆all stars「パヤパヤ星人」

    プロフィル
    いしだ・よりこ
     1971年生まれ。サルサインストラクター。青年海外協力隊でコロンビアに3年滞在。その後、キューバへ3回短期ダンス留学。ショーや舞台出演などを経て、2002年からダンス教室「東京キューバンサルサ」を主宰。目黒、日暮里、曳舟などでクラスを持ち、14年間でのべ1万人の生徒を教えた。3児の母。

    2017年05月12日 09時56分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    大手町モールのおすすめ
    帆布鞄