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    惜別 涙の増毛駅 ラストラン 町民ら「ありがとう」

    • 最終運行日となり、大勢の人たちがつめかけた増毛駅(4日午後、北海道増毛町で)=沼田光太郎撮影
      最終運行日となり、大勢の人たちがつめかけた増毛駅(4日午後、北海道増毛町で)=沼田光太郎撮影

     北海道留萌地方を走るJR留萌線留萌―増毛間(16・7キロ・メートル)が最終運行を迎えた4日、増毛駅では、増毛町民や元駅員、鉄道ファンらが詰めかけて終日ごった返し、ラストランを見送るなどした。

     増毛駅では午後3時40分頃から、JR北海道主催の「お別れセレモニー」があり、ホームでは増毛町のご当地ゆるキャラが運転士らに花束を贈った。島田修社長は「利用人員の減少、防災対策費用の増大で、路線維持が困難になった。廃止にご理解いただいた増毛町の皆様にお礼を申し上げる」とあいさつした。

     夜にあった最終列車の見送りは、増毛町駅前通り商店会の主催で、同商店会が販売したペンライトを振る大勢の人たちからは、「ありがとう」の声も飛んでいた。約30年、増毛駅で勤務したという留萌市の渡辺正美さん(88)は日中、列車で増毛駅を訪れ、「寂しくて泣けてくるけど、時代の流れだから仕方ない」と、持参した駅員時代の写真を見やった。

     増毛駅の歴史などについて調べている増毛小学校「増毛鉄道クラブ」の6年生3人は、鉄道員の制服を着て見送りに参加。部長の深味海星(かいせい)君(12)は「明るく見送ろうと思ったけど悲しくなった」と涙を流し、同商店会の本間(さくら)会長は「再び増毛に人を呼び込むにはどうすればいいか考えたい」と話した。

    2016年12月06日 17時29分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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