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    旅の専門誌「旅行読売」から、旅に役立つ特選情報をお届けします。

    城下町・会津若松を昼も夜も楽しみたい

    「ゆっくらイン」(福島・東山温泉)…1泊朝食付き5400円からの温泉宿

    • 和洋室はキッチン付きで長期滞在も可能
      和洋室はキッチン付きで長期滞在も可能

     今年は戊辰(ぼしん)戦争から150年。鶴ヶ城や白虎隊の悲劇で知られる会津若松では、会津藩の歴史に関するイベントが目白押しだ。また、5月6日まで「鶴ヶ城さくらまつり」を開催。夜は1000本の桜と天守閣がライトアップされ、幽玄の世界に引き込まれる。

     そんな会津若松への旅の拠点におすすめしたいのが、会津藩の湯治場として栄えた東山温泉。市街地からは車で15分、温泉街の入り口に「ゆっくらイン」がある。素泊まりは3780円から、1泊朝食付きは5400円からと、リーズナブルな宿泊料金が人気の宿だ。

     「ゆっくらイン」は、1881年(明治14年)創業の旅館「庄助の宿 瀧の湯」の姉妹館。「ひとりでも、思い立って当日予約しても泊まれる、そんな気軽な温泉宿をつくりたかった」と齋藤純一社長は話す。スタッフを置かず、チェックインなどのフロント業務は徒歩5分にある本館の「瀧の湯」に集約させることで、この料金を実現した。

     客室は全23室。シャワーブースやバス付きのツインを主に、シングルや最大4人まで利用できるキッチン付きの和洋室もある。全室2013年にリニューアル済みで、デザイナーが手がけたモダンな空間だ。

    • 「瀧の湯」の大浴場。夜は伏見ヶ滝がライトアップされる。朝と夜で男女が入れ替わるので二つの浴場に入れる
      「瀧の湯」の大浴場。夜は伏見ヶ滝がライトアップされる。朝と夜で男女が入れ替わるので二つの浴場に入れる

     1階に男女別の小さな内湯があるが、「瀧の湯」の大浴場が無料で利用できるのもうれしい。「瀧の湯」の浴場は湯川(ゆがわ)の流れに沿って造られていて、宿名の由来でもある伏見ヶ滝を真横に眺める。市内の酒蔵から譲り受けた(こうじ)釜を使った酒風呂や(おけ)風呂など、趣向を凝らした風呂を巡りながら、景色も楽しみたい。

     朝食も本館で、地元の郷土料理が並ぶ「おふくろバイキング」が食べられる。会津産もち米のつきたて餅がやわらかく、きなこ、納豆など味が選べるのも楽しい。お得なだけではない、温かなもてなしが心に染みる宿だ。

     文/野水綾乃

    ゆっくらイン

     大人2人1室利用した場合の1人料金

     1泊朝食[平日]5400円~ [休前日]6480円~

     1泊2食[平日]7560円~ [休前日]8640円~

     電話/0242・29・1126

     交通/磐越西線会津若松駅からバス15分、東山温泉入口瀧の湯前下車すぐ/磐越道会津若松ICから国道49号、県道64号経由7キロ

    【夕食はここで!】

    田季野(たきの)

    • 田季野の一番人気「五種輪箱」
      田季野の一番人気「五種輪箱」

     会津若松市の中心部にある。ヒノキを曲げた器で米とおかずを蒸し上げる、元祖輪箱(わっぱ)(めし)の店。一番人気はシャケ、カニ、ゼンマイ、キノコ、卵が載った五種輪箱2160円で、具材の味がご飯に染みている。11時~20時/無休/電話0242・25・0808


    (月刊「旅行読売」2018年5月号より)

     月刊「旅行読売」は、1966年創刊。「読んで楽しく、行って役立つ旅の情報誌」がモットー。最新号や臨時増刊などの案内は こちら

    2018年04月12日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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