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    愛知の侍 頂点に挑む…WBC準決勝へ

    • 侍ジャパンで活躍する千賀投手(8日、東京ドームで)
      侍ジャパンで活躍する千賀投手(8日、東京ドームで)

    ◇千賀・石川投手 恩師、活躍願う

     ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表「侍ジャパン」は、日本時間の22日午前10時から米国と準決勝を戦う。6連勝で決勝ラウンドに進んだ侍ジャパンの中で県内の高校・大学出身の2投手の活躍が光る。蒲郡高出身の千賀滉大投手(24)(ソフトバンク)は3試合に登板し無失点。中部大卒の石川歩投手(28)(ロッテ)は重圧のかかる1次、2次ラウンドの初戦で先発した。活躍を願う2人の恩師に話を聞いた。

     千賀投手は高校時代、無名の存在だった。「ストライクが入らないと、いつもカリカリしていた。でも、絶対に逃げなかった」。当時の監督で、現在は豊橋商高の金子博志監督(43)はその姿が目に焼き付いている。プロへは素質を評価された育成ドラフトで入団。金子監督は卒業後、会うたび、心技体すべてに成長を感じた。同期には球界を代表する選手になった柳田悠岐外野手がいる。「野手なのに、僕より速い球を投げる。とんでもない世界です」と話した千賀投手に、「負けず嫌いの性格に火がついたな」と思った。

     「あいつは強心臓。大リーガー相手に、どんな投球をするか」。教え子の快投に期待を膨らませている。

     石川投手は寡黙だが、母校思いで、1月に春日井市の練習場を訪れ、後輩の前でブルペンに入った。善久裕司総監督(59)は「自分の球を追求し、少しずつ上がっていくタイプ」と、いつも球筋を確認するため、全体練習後に遠投を繰り返した背中を思い出す。3回5失点だった2次ラウンド後、「相手がすごかっただけ。調子は上がっている」という連絡があり、「マイペースな性格で自分の球を投げることに集中できる」と期待している。

    2017年03月21日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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