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    運転ロボ「腱悟郎」、開発始まる…豊田市と東大

    • 「腱悟郎」を調整する研究室のメンバー
      「腱悟郎」を調整する研究室のメンバー

     自動車の運転ができる「ヒューマノイドロボット」(人型ロボット)の研究開発が、豊田市で始まった。同市と東京大学大学院情報システム工学研究室が連携し、超高齢化社会を見据えた技術開発を目指す。

     「腱悟郎けんごろう」と名付けられたロボットは、高さ167センチ、重さ56キロ。116個のモーターと収縮するひもで筋肉の動きを模し、手足の指まで動き、二足で立つことができる。同市は、実証実験のため、将来の交通システムなどが体験できる「とよたエコフルタウン」と実際の横断歩道や信号機などを備える「交通安全学習センター」を提供する。

     研究室では、腱悟郎を1人乗り電気自動車に乗せて走行実験を繰り返し、内蔵された人工知能などに運転の仕方を記憶させる。約20年前に掃除や運搬などができるヒューマノイドロボットの開発を始め、2016年から腱悟郎を使った実験を開始。現在は人による無線操作で、時速5キロほどで直進でき、左右にハンドルを切れるようになったという。

     研究室の稲葉雅幸教授は「人間でも技術や判断力が必要な自動車の運転をロボットができるようになれば、ロボットが介護分野をはじめ複雑な作業を人に代わってできるようになる」と期待している。

    2017年11月14日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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