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    外国人目線で津島マップ

    4つの国・地域出身者が編集、5種類完成

    • 各国・地域の好みや興味が反映された津島市散策マップ
      各国・地域の好みや興味が反映された津島市散策マップ

     津島市を初めて訪れる外国人観光客らに街歩きや観光を楽しんでもらおうと、市は日本語や英語など5種類の散策マップを作成した。「海外旅行客が見やすくて、使いやすいと思う地図は、それぞれの国・地域の出身者が一番よく知っている」として、アメリカ人(英語)、中国人(簡体字)、台湾人(繁体字)、韓国人(韓国語)がそれぞれ編集を担当。5種類すべて写真やレイアウトが異なる仕上がりが大きな特徴だ。

     各国・地域の価値観や好み、ニーズにあったマップを作ろうと、市は2017年9月~18年2月、4か国・地域の出身者らを招いて、津島神社や天王川公園など津島の街を実際に歩いてもらった。すると、市側が「売り込みたい」情報と、外国人が興味を持つ情報は微妙にずれていることが再認識でき、それをマップ作りに生かした。

     英語版は、食事でにぎわっている飲食店の写真など、楽しそうな雰囲気を伝えることに重点を置いた。韓国語版では、寺や神社などパワースポットの写真と説明文を充実。簡体字版は「中国人は、情報がいっぱい詰まっているほうが、お得感が高まる」との助言から、写真や文字を多めにした。

     完成した散策マップを手に津島を歩いた、ともにアメリカ人ALT(外国語指導助手)のザッカリー・サクストンさん(31)とアブナー・ロハスさん(26)は「分かりやすくて、初めて手に取った人にも津島の魅力が伝わる」と口をそろえる。サクストンさんは「色々と地図を見たが、これほど使いやすいのは初めて。家族や友達が来た時も、この地図を薦めたい」と満足そう。

     市の担当者は「津島のおもしろさを最大限に伝えるため、各国・地域の好みを考え抜いた。外国人観光客を呼び込むきっかけにしたい」と意気込んでいた。

     計3万4500部を印刷し、中部国際空港(常滑市)、名鉄津島駅、市観光交流センターなどで配布している。市のホームページからもダウンロードできる。問い合わせは、市シティプロモーション課(0567・55・9589)。(沢村宜樹)

    2018年05月17日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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