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    ゆめ花、沖縄での「妊活」断念

    7月「帰国」 本州で相手探しへ

    • 妊活のため、沖縄の動物園で過ごしたゆめ花(2月撮影、市原ぞうの国提供)
      妊活のため、沖縄の動物園で過ごしたゆめ花(2月撮影、市原ぞうの国提供)

     「妊活」のため、沖縄の動物園で暮らしていた「市原ぞうの国」(市原市)のアジアゾウ「ゆめ」(11歳)が7月中にも、ぞうの国に戻る見通しとなった。現地の雄とのペアリングはうまくいかなかったが、今後も妊活は継続するという。

     ゆめ花は昨年11月、日本生まれのゾウとして初めて妊娠・出産するため、沖縄市の「沖縄こどもの国」に旅立った。

     市原ぞうの国によると、ペアリング相手に選ばれた「琉人りゅうと」とは、昨年の12月から2回のお見合いを行い、柵越しにじゃれあうなど、関係は良好だったという。しかし、その後、琉人の面倒をみていた飼育員が体調を崩した。強い信頼関係のある飼育員なしでは、ゆめ花の安全確保が難しいと判断し、現地での妊活を諦めることになった。

     現在、沖縄から戻るため、輸送の準備を行っており、7月にはぞうの国に戻るという。次の繁殖期は9~10月頃。妊活は継続し、移動の負担などを考え、本州で相手を探しているという。ぞうの国広報の佐々木麻衣さんは「日本で生まれ育ったゾウを増やすためにも、ゆめ花には母親になってほしい。妊活を応援していきたい」と話している。

    2018年06月14日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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