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    ドローン 工事効率化へ活用

    • 地形の3D測量を行えるドローン(12日、田村市で)
      地形の3D測量を行えるドローン(12日、田村市で)

    県、人員不足対策に期待

     建設工事の効率化を図るため、県はドローンなどのICT(情報通信技術)を活用した工事を初めて進めている。建設現場では今後、人員不足が予想され、作業員を抑えられるICT活用工事への期待は高い。

     田村市船引町船引の国道288号バイパス建設現場。ここで県がICTを初めて使った工事が行われている。

     活用されているのはドローンで、周辺地形の3次元測量を行う。収集したデータをタブレット端末に送り、クレーンの操縦員が端末を見ながら土を掘削するのだ。測量に必要な人数を減らすことができ、延べ150人が必要な現場で2割少ない120人で足りるという。

     ICT活用を促すため、県は12日、この現場で企業担当者らを対象に講習会を開催した。建設会社員や市町村職員など約60人が参加する中、ドローンを用いた作業のデモが行われると、参加した建設会社員(31)は「使い方に慣れれば、工期を大幅に短縮出来る」と期待感を示した。

     県はICTを初めて活用した建設工事を昨年度に4件発注し、現在、工事を進める。今年度は13件を発注する予定。県技術管理課の担当者は「建設業界は高齢化が進んでおり、熟練技術をICTでカバーしたい」と話している。

    2018年06月14日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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