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    新ペースメーカー 初手術…大垣市民病院

    胸切開不要の小型

     大垣市民病院は、心臓病患者2人に、リード線のない新型ペースメーカーを取り付ける手術を、県内で初めて行ったと発表した。従来型と比べ、胸部を切開する必要がなく、体への負担も小さいという。

     同病院によると、手術は今月6日、心臓の鼓動が遅くなる徐脈性不整脈の80歳代と70歳代の男性患者に対して実施した。従来型は長さ7~8センチ、幅約5センチの本体を胸の皮膚の下に埋め込み、静脈を通して本体から出るリード線を心臓に挿入し、電気刺激を伝える仕組み。

     今回、取り付けた新型は直径約0・7センチ、長さ2・59センチのカプセル形で、重さ1・75グラム。脚の付け根からカテーテルを通して直接、心臓内に入れ、固定する。米国で開発され、国内では2014年に最初の手術が行われた。今月から保険が適用されるようになったという。

     手術をした森島逸郎・循環器内科部長は「2人とも術後の経過は順調。新型は非常に小さく軽いため、ペースメーカーの存在を意識せずに済み、生活上の制限も少ない。本体やリード線による合併症も生じにくい」と利点を強調した。

    2017年09月13日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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