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    県教委「確認中」繰り返す…益田清風高体罰

    調査「これから早急に」

    • 記者会見で、体罰について説明する県教委の担当者ら(16日、県庁で)
      記者会見で、体罰について説明する県教委の担当者ら(16日、県庁で)

     県立益田清風高校(下呂市)の女子ハンドボール部での体罰問題を受け、急きょ16日に記者会見を開いた県教育委員会は、体罰の事実を認める一方、多くの質問に「調査中」「確認できていない」と繰り返した。県教委は調査の遅れを認め、「本腰を入れ、スピード感を持って調査する」と述べた。

     「皆様にご心配をおかけしたことに、まずおわび申し上げます」。午前11時、県教委の職員4人とともに、険しい表情で県庁内の会見場に現れた教職員課の北岡龍也課長は頭を下げ、2014年に同校で非常勤講師を務めていたコーチの男性による体罰があり、男性が依願退職したことを認めた。

     一方で、体罰を巡る詳細を問われると、「確認中」「調査中」を何度も繰り返し、同校の校長に改めてヒアリングを行った上で、午後4時から会見を「やり直す」異例の事態となった。

     2回目の記者会見で県教委は、過去に同校に在籍していた教諭から「体罰をしたコーチが退職後も、学校外の練習場で指導や体罰を行っていた」との情報提供を、17年3月に受けていたことを明らかにした。

     県教委はこれまでに、別の教員1人から話を聞いたとしたが、男性本人や当時の顧問からは聞き取りを行っていないとして、退職後の指導や体罰の有無については「調査中」と回答。報道陣から「調査の進み具合が遅いのではないか」と問われると、北岡課長は「調査が遅いとの印象を持たれても仕方がない。これから本腰を入れて早急に対応していきたい」と述べた。

     県教委は今後、今月新設された教育管理課が中心となって調査を進めるとしている。

    2018年04月17日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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