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    海風受け自然・グルメ満喫

    • 瀬戸内海のそばをツーリングする「原付バイク同好会」のメンバー(18日、尾道市で)
      瀬戸内海のそばをツーリングする「原付バイク同好会」のメンバー(18日、尾道市で)

     ◇原付きバイクツーリング同行

     尾道市原田町の住民らが昨年秋に設立した「原付バイク同好会」が18日、念願だったしまなみ海道(西瀬戸自動車道)のツーリングに出かけた。愛媛県今治市の大三島まで、工場見学やグルメなども楽しみながら海沿いのコースを走る約9時間の旅に、スクーターで同行した。(藤岡博之)

     計11台の小型バイクやスクーターが1列に並び、自転車用のブルーラインが引かれた道路を走る。そばには波のない瀬戸内海が広がり、のんびりとした気分になる。多島美を望める橋に差し掛かると、他の参加者たちは気持ち良さそうな表情で海風を受けていた。

     同好会は昨年10月に結成。125cc以下の二輪車は、しまなみ海道の自転車歩行者道を走行できることがきっかけだった。すでに地元・原田町や尾道市御調町、府中市などを巡る計4回のツーリングを行い、今月18日の5回目は、初めて県境を越え、大三島へ向かった。

     今回のツーリングには、記者に加え、尾道、福山両市などから14人が参加した。二輪車や故障時に備える自動車2台に分乗した一行は、午前8時30分に尾道市原田町を出発。尾道、因島両大橋、生口橋、多々羅大橋を次々と渡り、約2時間で大三島に到着した。島内の製塩工場を見学し、大山祇おおやまづみ神社を参拝。地元の海鮮丼も味わった。

     参加した尾道市の嵯峨幸伸さん(40)は「多々羅大橋から見る海が最高。体力的に自転車は無理だが、小型バイクで同じ体験ができた」と満足そう。福山市の岩田勝成さん(61)も「個人で行くと見過ごす地域の歴史も、仲間と一緒なら気付かされてありがたい」と話した。

     帰路では、生口島の平山郁夫美術館を見学し、午後5時45分頃に原田町に到着。往復約120キロを走破した。同好会代表の有木裕之さん(50)は「いずれは、しまなみ海道の全コースを往復したい」と構想する。

     次回は4月8日、三原市の佐木島に渡り、名所の千本桜などを訪ねる。問い合わせは、有木さん(090・1355・6445)。

    2017年03月21日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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