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    被爆建物 めぐって紹介

    • 旧日銀広島支店について解説する多賀さん(広島市中区で)
      旧日銀広島支店について解説する多賀さん(広島市中区で)

     ◇袋町小や旧日銀支店 逸話も

     原爆投下時から残る被爆建物をめぐるイベントが15日、広島市内であり、参加した市民約20人が同市中区の袋町小学校平和資料館と旧日本銀行広島支店、平和記念公園レストハウスなどを訪れた。

     同市が主催し、広島の歴史を紹介する市民団体「「廣島・ヒロシマ・広島を歩いて考える会」の多賀俊介さん(67)が案内した。袋町小では、爆心地から460メートルで多くの児童が亡くなるなか、原爆投下時に地下室にいた3人が、奇跡的に生存したエピソードを紹介した。

     爆心地から380メートルの旧日銀支店では、「銀行だった1、2階部分は原爆投下時はまだ朝で開店しておらず、窓が閉まっていた。財務局が使っていた3階は窓が開いていたため、爆風で被害がより甚大だった」などと説明した。

     廿日市市阿品台、金光義則さん(67)は、「72年前に生活していた人々の様子や雰囲気が伝わってきた」と話していた。

     広島市によると、被爆建物は取り壊しなどで減少傾向にあり、現在は爆心地から半径5キロ以内の86件が市の登録を受けている。

    2017年07月16日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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