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    まちゼミ 人気上り坂

    • 「まちゼミ福山」のチラシ
      「まちゼミ福山」のチラシ

     ◇食や美5テーマ 最多35店舗38講座

     ◇福山で23日から、健康体操など初

     酒店、喫茶店、自転車店など商店街に軒を連ねる店主らが講師となる「まちゼミ福山」が23日、福山市内で始まる。それぞれの専門知識や経験で培ったコツなどを無料で教える催しとあって、2014年に初めて開催して以来、受講者は右肩上がり。客と店、地域の結びつきが強まったという。16日から、申し込みの受け付けが始まる。(田岡寛久)

     まちゼミは「得する街のゼミナール」の略。少人数制の講座を開くことで、店主らと客は、売り手と買い手以上の信頼関係を築くことができる。愛知県岡崎市が発祥とされ、現在では全国260以上の地域に広がっているという。

     福山市では、郊外にある大型店舗やショッピングセンターなどにおされ、市中心部の商店街は客足が遠のいている。商品以外の“ウリ”をつくることで、にぎわいを取り戻そうと、福山商工会議所や市商店街振興組合連合会が始めた。

     第1回の受講者は110人でその後は毎年2回開催。開催のたびに受講者が増え、当初19店(19講座)だった参加店舗も拡大、今春の第7回では30店舗(32講座)となり、ゼミ生は355人を数えた。

     8回目の今回は「学んで役立つ」「健やかに過ごす」「美しく若々しく」「作って楽しむ」「食にこだわる」と五つのカテゴリーにわけ、過去最多となる35店舗38講座を開く。

     「スポーツ自転車試乗体験」や「ダイパー(おむつ)ケーキを作ろう!」「元気を維持する健康体操」など初開催の5講座もある。いずれも定員は15人以下という。

     過去に「ワイン・日本酒・焼酎 美味おいしさ新発見!!」講座に参加した女性は「お酒の基本的な知識や自分の好みに合った銘柄の見つけ方などを教えてもらった。旅先で地酒などを購入する際や、土産を持参する時などに役立っている」と話す。

     商議所産業課の担当者は「商店街には様々な専門店があることをPRしたい。店主と受講者が近い距離で会話をするうちに、いろんな店やジャンルのファンとなってもらい、顧客の増加や商店街の活性化につなげていきたい」。

     今回は10月31日まで。希望者は各店舗に直接申し込む。材料費など実費が必要な場合もある。開催日時は各店舗ごとに異なり、商議所などで配布しているチラシや、ホームページで確認できる。問い合わせは同課(084・921・2349)。

    2017年09月13日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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