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    「読書通帳」知識の貯金

    • 三田市立図書館に導入された「読書通帳」のシステム(三田市で)
      三田市立図書館に導入された「読書通帳」のシステム(三田市で)

     ◇三田市立図書館 阪神間で初

     ◇蔵書以外の書籍にも対応

     三田市立図書館は、読み終えた本のタイトルを専用機を使い、預金通帳のように記録できる「読書通帳」のシステムの運用を始めた。図書館の蔵書に限らず、購入したり、学校図書室で読んだりした書籍にも対応できるように新たに開発した。市によると、読書通帳のシステム導入は阪神間の自治体で初めて。

     各地の図書館で運用されているシステムでは、館内のデータベースと連動していることから、蔵書しか記録できなかった。このため、同市立図書館の指定管理者になっている「図書館流通センター」などが、本の裏表紙などに印刷されている国際標準図書番号(ISBN)のバーコードを読み取ることで、蔵書以外の書籍も記録できるように開発し、社会実験として導入した。

     本館とウッディタウン分館、藍分室の計3か所にそれぞれ1台、専用機を設置。バーコードで書籍を読み取った後、読書通帳を記帳機に挿入すると、日付と本のタイトルが横1行ずつ印字される。ISBNのバーコードが付いていない書籍も、通帳に手書きで記入できるように工夫した。

     通帳は預金通帳と同じサイズで縦9センチ、横14センチ。見開きで、1冊に本215冊分を記帳することができる。通帳が全ページ埋まると文具品をプレゼントする。

     活字離れ対策と生涯学習の推進のため、同市立図書館の利用を促していこうと、市が指定管理者にシステムの導入を持ちかけていた。通帳の発行と更新は300円で、市内在住か在学している中学生以下は無料。

     利用者からは「間違えて同じ本をまた借りてしまうことがなくなる」「読書への動機づけになりそう」などと好評で、今後、移動図書館車への搭載や、学校での図書指導との連携などについても検討していく。

     平岡一仁館長は「通帳の余白に例えば『おじいちゃんから贈られた本』などとエピソードを記すこともでき、将来、宝物になると思う」と話している。

    2017年02月17日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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