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    クマ大量出没 今年の秋は可能性低い

    県予測 市街地は警戒必要

     県は13日、エサとなる木の実の状況から、今秋はクマの大量出没の可能性が低いとする予測結果をまとめた。ただ、今年はこれまでに人里近くで目撃情報が相次いでおり、県は市街地への出没に警戒が必要としている。

     県は例年、5~6月にクマのエサとなるブナ、ミズナラ、コナラの豊凶を、雄花の落下数を基に予測。今年は、主に山奥に分布するブナが凶作だが、里山にあるミズナラが豊作、コナラが平年並みになる見込みという。

     ブナが大凶作となった2010年には、年間353件のクマの目撃情報が寄せられた。県の担当者は「今年はそこまでの大量出没になる可能性は低い」としている。

     ただ、今年は6月末時点で04年の統計開始後2番目に多い99件の目撃情報が寄せられている。クマが里山に定着し、警戒心の薄い子グマの行動範囲が広がっている可能性がある。

     各市町や猟友会などによる連絡会議が13日、金沢市内で開かれた。県の担当者は「人身被害防止を最優先に、出没地域の住民へ注意喚起するとともに、捕獲も進めてほしい」と呼びかけた。

    2017年07月14日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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