文字サイズ

    岩手山のもと勇壮に 女性も歩く平笠裸参り

    • 岩手山を背に、長さ2.5メートルの験竿を持って練り歩く女性たち(8日午前、八幡平市で)=多可政史撮影
      岩手山を背に、長さ2.5メートルの験竿を持って練り歩く女性たち(8日午前、八幡平市で)=多可政史撮影

     女性が参加する裸参りとして知られる「平笠裸参り」が8日、八幡平市で行われた。

     江戸期の1700年代に岩手山が噴火した際、山の神の怒りを鎮めようとしたのが始まりとされる。男だけの行事だったが、戦時中に出兵した男たちの武運長久を祈り、留守を守る妻たちが加わるようになって、男女が参加する現在の形になった。

     今年は男女合わせて37人が参加。平笠地区の宮田神社で安全祈願をした後、神様が降りる目印とされる「験竿けんざお」を持って町を練り歩いた。現在は、白装束に身を包んで歩く。約8キロの道中で住民に出会うと、付き添いの神職と家内安全、無病息災などの祈りをささげた。

     岩手山の冠雪が映える好天に恵まれ、多くの観光客らが雄姿を見守った。参加して10年以上の吉田美子さん(53)は「お日様が照って心地良かった。行事が無事に終わり、今年のスタートをしっかり切れた気がします」と話していた。

    2017年01月09日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    PR
    今週のPICK UP

    理想の新築一戸建て