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    大磯の火祭り「左義長」 外国人にツアー

    • 外国人限定の左義長体験ツアーを企画した富山理事長(後列左から2人目)たち(大磯町で)
      外国人限定の左義長体験ツアーを企画した富山理事長(後列左から2人目)たち(大磯町で)

    ◆歴史学び体験 NPOが14日初開催

     国の重要無形民俗文化財に指定されている大磯町の火祭り「左義長」の魅力を外国人にも知ってもらおうと、NPO法人「大磯だいすき倶楽部」=富山昇理事長(69)=は今年、初めて外国人限定の体験ツアーを開催する。(鈴木英二)

     左義長は、家内安全や無病息災を祈願する江戸時代前期から続く伝統行事で、大磯北浜海岸に設置された青竹やわらで編んだ高さ10メートルほどの円すい形の9基の塔に火が放たれるのが最大の見所だ。今年は14日午後6時半に点火する予定。

     1978年に県の無形民俗文化財に、97年には国の重要無形民俗文化財に指定されたことで見物客も年々増加。外国人観光客も増えている。そこで、地元でイベントを開催したり、行事に積極的に参加、支援したりしている同倶楽部は昨秋、外国人に祭りの魅力を正しく伝え、実際に体験もしてもらおうと、外国人に限定したツアーを企画した。

     町観光協会や大磯町左義長保存会の協力も得て、募集パンフレットの作成や体験内容、当日の案内方法などを検討してきた。パンフレットの英訳と案内は、町内に住む英会話講師の栗原美保さん(52)らに依頼した。

     当日は、東光院で左義長の様子を映した映像を見た後、実際に左義長木札やだんごを作るなどし、海岸で壮大な火祭りを見学する。

     栗原さんは「祭りの歴史などを知れば、より楽しく祭りを体験できるはず」と話す。富山理事長も「町の古くからの伝統を知ってもらい、町観光のきっかけとして多くの外国人に広まってほしい」と期待している。ツアーの定員は30人で、参加料は1000円。問い合わせと申し込みは同倶楽部のホームページから。

    2017年01月10日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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