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    「艦載機厚木使用せず」…岩国移駐後

    硫黄島訓練で米方針

     厚木基地(大和市、綾瀬市)を拠点とする米海軍空母艦載機の岩国基地(山口県岩国市)への移駐計画を巡り、艦載機が硫黄島で行う離着陸訓練(FCLP)について、米側が日本政府に「移駐後は厚木基地を使用しない」などと伝えていたことが分かった。

     移駐後も同基地が経由地として使われた場合の騒音被害を懸念する地元に配慮したものとみられ、県は「騒音が大幅に軽減される可能性が高い」とみている。

     県によると、12日に県庁で開かれた県と基地周辺9市、防衛省南関東防衛局による協議会の中で、同局がFCLPについて「艦載機は岩国基地から直接硫黄島に向かう」とする米側の方針を明らかにした。協議会後、県の中島正信副知事は報道陣に対して米側の方針を歓迎する考えを示した。

     協議会で自治体側は〈1〉移駐後の運用などの情報提供〈2〉住宅防音工事の予算確保〈3〉基地従業員の雇用に関する適切な対応――などを求めたといい、中島副知事は「負担軽減が目に見える形で実感できるようお願いしたい」と語った。

    2017年07月13日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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