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    お姫様 豪華な暮らし

    • 山内家ゆかりのひな人形やひな道具が並ぶ会場(高知市で)
      山内家ゆかりのひな人形やひな道具が並ぶ会場(高知市で)

     ◇ひな飾りや嫁入り道具

     ◇山内家ゆかり80点展示

     桃の節句(3月3日)に合わせ、土佐藩・山内家ゆかりのひな人形や嫁入り道具などを紹介する企画展「山内家のおひなさま」が、高知市追手筋の県立高知城歴史博物館で始まった。約80点を展示し、江戸時代のお姫様の華やかな暮らしぶりをうかがわせる内容となっている。3月12日まで。

     山内家17代当主・山内豊景とよかげの妻・禎子が婚礼の時に、伏見宮家から持参したという一対の「有職雛ゆうそくびな」は、公家の決まりに沿った髪形や装束などを忠実に再現し、江戸後期には上流階級に人気だったという。山内家伝来で、黒漆塗りの茶器や楽器などの嫁入り道具を模したひな道具も紹介している。

     江戸時代後期のかご「女乗物おんなのりもの」(縦77・5センチ、横106・7センチ、高さ103・5センチ)は、2015年度に修理してから初めての公開。花鳥画など豪華な装飾が施された内装や、山内家の家紋の一つであるきりの花などの金蒔絵が特徴の担ぎ棒が鮮やかに復元されている。武家にとって必須の教養だった「源氏物語」の掛け軸や、縁起物の二枚貝の入った「貝おけ」などの嫁入り道具も展示している。

     同館の宮本いづみ学芸員は、「格式の高い大名家のひな祭りを楽しんでほしい」と来場を呼びかけている。

     午前9時(日曜は午前8時)~午後6時、会期中無休。観覧料は700円、高校生以下無料。問い合わせは同館(088・871・1600)。

    2018年02月13日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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