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    福岡事件70年無実訴え 再審請求運動の住職講演

     1947年5月に福岡市で起きた強盗殺人事件「福岡事件」の発生70年の節目の年を迎え、生命山シュバイツァー寺(玉名市)の古川龍樹りゅうじ住職(57)が19日、熊本市中央区で講演した。

     事件では、中国人ら2人を殺害して現金を奪ったとして、7人が逮捕された。西武雄・元死刑囚(執行時60歳)は無実を訴えたが、主犯格として認定され、56年に死刑が確定。75年6月に刑が執行された。

     西・元死刑囚の教誨きょうかい師を務めた古川住職の父・泰龍さんが、61年に再審請求運動を開始。泰龍さんが亡くなった後は、長男の古川住職が活動を続けている。

     講演で古川住職は、西・元死刑囚が獄中でつづった日記や俳句集などを紹介し、「苦しみは本人しか分からない。西・元死刑囚の気持ちに寄り添い、同じ過ちを繰り返さないようにしなければならない」と訴えた。

     20日も午後2時半、カトリック手取教会信徒会館ホール(熊本市中央区)で講演する。入場無料。問い合わせは同寺(0968・72・3111)へ。

    2017年03月20日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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