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    「溝口さんの功績大きい」 告別式に患者、支援者ら参列

     水俣病認定義務付け訴訟の元原告で12日に85歳で死去した溝口秋生あきおさんの告別式が13日、水俣市内の斎場で営まれた=写真=。水俣病患者や支援者らが参列し、故人をしのんだ。

     告別式には約150人が参列。長年にわたり、溝口さんを支えてきたチッソ水俣病患者連盟の高倉史朗事務局長(66)は「母親の被害を認められなかった悔しさから、最高裁まで1人で闘い抜き、1症状での水俣病を認めさせた功績は大きい。もっと長生きして体験を語ってほしかった」と話していた。

     溝口さんは、1974年に母チエさん(77年に77歳で死去)が行った患者認定申請を、県が21年後に棄却したのは違法だとして県を相手取り、2001年に熊本地裁に提訴。最高裁は13年、認定基準である複数症状がなくても、総合的な検討で認定する余地があると判示して勝訴が確定。県はチエさんを患者と認定した。

    2017年09月14日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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