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    三重総体へ高校生奔走…開幕まで100日

    PRや開会式準備「心に残る大会に」

     県内会場を中心に開催される全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)の開幕まで、17日で100日。主役は運動部の選手だが、開会式のパフォーマンスやPR活動を担うのも高校生だ。「三重で開かれて良かったと思ってもらえる大会をつくる」と意気込んでいる。

     多気町の体育館では14日、県営サンアリーナ(伊勢市)で8月1日に行われる総合開会式で披露されるマーチングの練習会があった。相可、松阪工業、三重の3高校の吹奏楽部やダンス部などに所属する約100人が参加。躍動感あるパフォーマンスを繰り返しながら、完成度を高めていった。

     「マーチングの魅力は音楽と動きの融合」。相可高3年の東未萌みもえさん(17)はそう話す。アニメ「アタックNo.1」のテーマ曲を演奏する場面ではバレーボールを打ち込むような動作を取り入れるなど、かっこよさの中にあるユーモアを追求する。本番の演技時間は6分間。プロデューサーの斎田努・松阪工業高教諭(42)は「子どもからお年寄りまでが、おっと驚く内容に仕上げたい」と力を込めた。

     各校の生徒でつくる「高校生活動県推進委員会」のメンバーたちは、PR活動に駆け回る。

     7日に開かれた四日市市の祭り会場では、同委員会副委員長の立松希一さん(17)(海星高3年)らがステージに立った。自身もアーチェリー部員としてインターハイを目指す立松さんは「選手と観客の両方の目線で全国に熱気を届ける」と意欲にあふれる。県内開催は45年ぶりと聞いて1年生の時、PR活動への参加を名乗り出た。

     PRやおもてなしの活動には県内の67校が参加。これまで、伊賀地域の伝統的工芸品「伊賀くみひも」を使ったミサンガ作りや、生徒が考案した「スポーツ応援パン」の商品化などに取り組んできた。同副委員長の曽根誠太朗さん(17)(四日市工業高3年)は「インターハイを盛り上げることに高校生活を懸けてきた。選手にエールを届け、観客の心に残る大会にしたい」と語る。

     全国高校総体は7月26日~8月20日、三重、愛知、岐阜県などで開かれる。三重は14競技15種目の会場となる。(菊池宏一郎)

    2018年04月17日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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