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    ロシア代表 来県待つ…平昌参加禁止受け

    アイスホッケー、カーリング…今月試合「準備進める」

     国際オリンピック委員会(IOC)理事会がロシア選手団の平昌ピョンチャン五輪への参加禁止を決めたことに、県内の関係者が気をもんでいる。長野市や軽井沢町では今月、ロシア代表が出場するアイスホッケーやカーリングの国際試合が予定されており、主催団体などが急きょロシア側に連絡を取るなど対応にあたった。

     アイスホッケーの女子日本代表(スマイルジャパン)は24、25日、ビッグハットで、ロシア代表を招いて平昌五輪壮行試合に臨む。日本アイスホッケー連盟は、IOCの決定直後の6日未明、ロシア側に予定通りの試合実施を希望する旨の文書をメールで送った。同日夕の時点で返答はないが、7日以降、「長野五輪・パラリンピック20周年を記念した重要な行事」との位置づけを改めて伝えるという。

     世界ランキング4位のロシアは平昌五輪のメダル候補にも挙げられ、同9位の日本にとっては格好の腕試しの相手。日本連盟は「戸惑っているが、情勢を注視したい」とコメントした。

     県アイスホッケー連盟によると、県内での代表戦は日本、デンマークなど男子の4か国が参加した2010年2月の「長野カップ」以来。それだけに壮行試合は注目度も高く、20席の「プレミアムチケット」(1枚4000円)は24日分が完売、25日分も残り数枚で、自由席の前売り券(大人2000円など)も販売が進む。

     県連盟の中村しん理事長は「6日に五輪代表メンバーの発表があり、PRに力を入れて大会を盛り上げようとしていた。久々の国際試合で、できる準備を粛々と進めて待ちたい」と祈るように語った。

     14~17日に開かれるカーリングの軽井沢国際選手権にも、平昌五輪に出場するロシア女子代表がエントリーしている。17年3月の世界選手権で準優勝の強豪で、日本男子代表・SC軽井沢クラブの山口剛史選手(33)も「力強いスイーパー(掃き手)2人は注目に値する」と評価する目玉チームだ。

     大会を主催するNPO法人スポーツコミュニティー軽井沢クラブの担当者は、「5日も参加に向けてロシアチームとやり取りしたばかり」と話す。開幕前日の13日には平昌五輪に出場する10チームの合同記者会見を設けている。予定通りロシア女子代表が参加しても、会見に参加するかどうかなどの調整が必要になる。

    2017年12月07日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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