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    明日香・阪合地区で区画整理

     ◇制限緩和 住宅、店舗を造成へ

     明日香村阪合地区で15日、土地区画整理事業の造成工事の安全祈願祭が行われた。子育て世代の定住を図るのが狙いで、来夏にも入居が始まる予定。

     工事が行われるのは、阪合小学校の跡地や隣接する民有地など計約1・2ヘクタール。村道平田阿部山線に面し、近くには高松塚古墳やキトラ古墳などがある。

     計画では戸建て住宅22戸、2戸1棟の住宅4戸、店舗5戸を提供し、約100人の居住を想定。事業施行者は「URリンケージ」(本社・東京)で、総事業費は約2億8000万円。

     村内は歴史的景観保全のため、法律で開発が厳しく制限されているが、この区域は店舗用地の用途制限を緩和し、延べ床面積150平方メートルまでの店舗は、住宅を兼ねていなくても出店可能とした。村によると、公募の結果、2店舗を含む約40件の応募があったという。

     また、景観にふさわしい住宅地を整備するため、ルールを順守した住宅を建設できる実績や技術力のある建設業者も公募し、11事業者を登録した。

     安全祈願祭には、地権者や工事関係者ら約40人が出席。森川裕一村長は「村内は規制で住宅を建てにくく、過疎化が進んでいる。この事業でもう一度、子供たちの歓声が響くような地域にしたい」と話した。

    2017年05月16日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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