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    中越沖地震 対応改めて謝罪…東電新潟本社

    橘田代表 就任後初会見

     6月に就任した東京電力新潟本社の橘田きった昌哉代表が12日、就任後初めての記者会見を新潟市中央区の同本社で開き、16日で発生から10年を迎える中越沖地震の対応の不手際を改めて謝罪した。「足りないところにたくさん気付かされた地震だった。想像力が足りずに情報発信が欠けていた」と振り返った。

     中越沖地震では東電柏崎刈羽原子力発電所の変圧器で発生した火災の鎮火が遅れるなどの対応が問題になった。「変圧器から黒い煙が出た映像に地元の皆さんがどれほどの不安を感じたのか。理解に欠けていた」と語り、「原子力事業者としての重い責務を認識し、求められる安全に主体的に応えていきたい」と述べた。

     一方、中越沖地震をきっかけに東電は事故対応拠点「免震重要棟」を設置したが、耐震性不足が判明している。「教訓を生かしきれていなかった」とも話した。

     また、5月に始めた柏崎市、刈羽村の戸別訪問を全体の約3割を占める約1万2000世帯で実施したことを明らかにした。「体質改善の一歩だ」「昔から体質が変わっていない」などの意見が集まったといい、橘田代表は「地元本位で進めていく重要性を改めて痛感した」と語った。

    2017年07月13日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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