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    墨塗り合い笑顔の祭り 佐伯で

     参加者が顔に墨を塗り合って無病息災などを願う佐伯市の伝統行事「木浦すみつけ祭り」が11日、同市宇目の木浦鉱山地区で開かれた。

     祭りは2年に1度、木浦すみつけ祭り保存会(米田洋一会長)が開催している。銀やスズなどの採掘の安全祈願が起源とされ、落盤事故から逃げのびた人の顔がすすで真っ黒だったことから、縁起を担いで墨をつけるようになったともいわれる。

     この日は住民や地区出身者ら約500人が参加。地区内にある山神社の境内で、「ひとつ、祝わせちょくれ」と声を掛け合い、大根の切り口につけた墨を顔に塗り合うと、普段は静かな集落ににぎやかな声が響いた。

     その後、竹に飾り紙を付けたご神体「大幣おおべい」(高さ約5メートル、重さ約50キロ)を持って家々を回り、無病息災や家内安全を祈願した。

    2018年02月12日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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