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    光る味 玉野商高生の丼

    • ファミリーマートが商品化した「とろーり半熟玉子の鶏つくねと野菜磯辺焼き丼」
      ファミリーマートが商品化した「とろーり半熟玉子の鶏つくねと野菜磯辺焼き丼」

     ◇県産食材で料理コン中四国V

     ◇レシピ活用コンビニ商品化

     高校生の料理コンテスト「第6回ご当地!絶品うまいもん甲子園」(農林水産省など主催)で、玉野市立玉野商業高校が中国四国エリア選抜大会で優勝し、生徒が考案したレシピを基に、コンビニ大手のファミリーマートが弁当として商品化した。中四国の系列店約1300店で今月下旬まで数量限定で販売しており、生徒らは「自分たちが一から時間をかけて考えて、作ってきた。いろんな人に食べてほしい」と話している。(川口崇史)

     コンテストのテーマは「ご当地の食材を使ったオリジナルメニュー」で、同高からは3年生の選択授業「商品開発講座」を学ぶ7チーム(3人1組)が応募。このうち岡田桜さん(18)、磯野由佳さん(18)、森脇里菜さん(17)が考えた、倉敷市連島産レンコンにジャガイモを混ぜて作った磯辺焼きや、玉野市胸上産のノリ、卵などを使った「もんげーうめー ~岡山の魅力丼~」が、中四国15校59チームが応募した書類審査を突破し、5チームによる選抜大会も制した。

     「夏に考えたので、野菜でスタミナがつく料理にしようと思った」と岡田さん。かば焼き風のタレは、夏休み中も同高に通い、何度も試作して完成させた。

     選抜大会では、30分以内に6人分を調理しなければならず、森脇さんは「どこまで仕込みをするか考えて、早く調理できるように練習した」と明かす。

     審査では、意気込みや食材への思いなどの発表もあるため、3人はレンコンとノリ、卵(美咲町)の生産者を事前に取材。「ノリにはミネラルや食物繊維が多く含まれていて、夏バテ予防にいい」などとアピールした。昨年11月の決勝大会では優勝とはならなかったが、岡田さんは「全国に岡山の食材の良さをアピールできたと思う」と振り返る。

     商品化に当たり、コストや生産量の関係で連島産レンコンなどは使っていないが、ファミリーマートがパプリカを追加するなどアレンジ。6日から「とろーり半熟玉子の鶏つくねと野菜磯辺焼き丼」(税込み460円)として販売している。

     初日には同高近くの店舗で、3人が店頭に立って販売。まとめ買いする客もおり、磯野さんは「結構買いに来てくれてうれしい」と手応え十分。また、同高は、新年度から「玉野商工高校」に校名変更することになっており、担当者は「商業高校最後の年に、いい記念になった」と話していた。

    2018年02月14日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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