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    辺野古 南西側に新護岸、政府 9月にも着手

     沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)移設計画を巡り、政府は9月にも、移設先の名護市辺野古沿岸部で、新たな護岸建設に着手する方針を固めた。今回の護岸建設は来年夏頃にも想定している埋め立て土砂投入の本格的な準備作業になる。政府は今回の建設場所では、移設に反対する翁長おなが雄志たけし知事の許可は不要としている。

     移設工事を巡り、政府は当初、4月下旬から埋め立て区域北側で護岸建設を開始。7月に入り、工事を一時中断した。埋め立て区域北側には、サンゴ礁が多く、「サンゴを傷つける可能性がある」(防衛省幹部)という。

     工事を再開するには、県漁業調整規則に基づき、環境保全を目的に埋め立て区域内の希少なサンゴを採取して移植するため、知事から「特別採捕許可」を得る必要がある。しかし、翁長氏は不許可で阻止する構えを見せていた。そこで政府は、サンゴに関する知事権限を回避するため、サンゴ礁が少ない埋め立て区域の南西側での護岸建設を優先することにした。9月にも着手する方針だ。

    2017年07月15日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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