<速報> 夏の甲子園、花咲徳栄が初優勝…広陵破る
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    声を頼り 登る快感

    • 「11時の方向、ガンバ! ガンバ!」。健常者が視覚障害者の目となり誘導する(大阪市東淀川区で)
      「11時の方向、ガンバ! ガンバ!」。健常者が視覚障害者の目となり誘導する(大阪市東淀川区で)
    • 視覚障害者の手を取りホールドの形や位置を確認していく
      視覚障害者の手を取りホールドの形や位置を確認していく
    • 最後まで登り切り、喜び合う参加者たち
      最後まで登り切り、喜び合う参加者たち
    • クライミングの基礎を学ぶ参加者
      クライミングの基礎を学ぶ参加者

     「11時の方向、リングの形。ガンバ! ガンバ!」。大きな声に導かれ、ホールドと呼ばれる突起がついた壁を視覚障害を持つ参加者が登っていく。

     10月中旬に大阪市であった、視覚障害者と健常者が一緒にクライミングを楽しむイベント。任意団体「なにわモンキー」が主に同市内で定期的に開いており、スタッフの岡田龍也さんは「声を掛け合うことにより、お互いの理解が深まるんです」と説明した。

     この日、集まったのは15人(うち視覚障害者4人)。まず、登り方の基本レクチャーを、そして、健常者は視覚障害者を誘導する際の声かけの講習を受ける。その後、二人で手をつなぎ、近くにあるホールドの場所や形を確認していった。

     そして挑戦。障害を持つ参加者が一人で登り、もう一方が下から誘導する。途中で落ちても、「こっちに足をかけた方がいいよ」といった声を受け、何度もチャレンジ。最後まで登り切ると、互いにハイタッチをするなどで喜びを表した。

     兵庫県宝塚市から参加した岩田翔太郎さん(26)は「障害があってもできるスポーツを探していた時にこのイベントに出会った。人間関係が広がり、成長を感じながら続けられる」と笑顔を見せ、スタッフの岡田さんは「障害を持つ人にとって、さまざまな人とのつながりを持てる場所になれば」と話した。(写真部 横山就平)

    2016年11月13日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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