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    浜名湖アサリ 保護策検討…弁天島遊船組合

    • アサリの保護策について説明する間瀬組合長(浜松市西区舞阪町弁天島で)
      アサリの保護策について説明する間瀬組合長(浜松市西区舞阪町弁天島で)

     ◇児童向け教室など実施へ

     アサリの不漁で、浜名湖の潮干狩りが昨年に続いて中止になったことを受け、浜名漁協弁天島遊船組合は20日、湖内の干潟でアサリの資源回復に向けた取り組みを説明した。

     不漁の原因について、間瀬泰成組合長は「(海藻の一種である)アオサの大量発生やクロダイの食害など、複合的なものだ」と指摘した。同組合は、アサリを定着させるため、砂利が入った網袋を消費者に購入してもらう「オーナー制度」の実施を検討している。また、カキ殻を加工したアサリ用の栄養剤を散布する、小学生向けの「保護活動教室」を5月にも実施する。

     同組合によると、クロダイの食害は数年前から顕著になった。潮干狩り用にアサリをまいても、「翌日にはアサリが消える」ようになった。2年前からは、干潟にネットを張り、アサリの保護を始めたが、大量発生したアオサがネットにからみつき、酸素不足などでアサリが死んでしまったという。

     浜名湖のアサリが、稚貝から潮干狩りに適した大きさに育つには、1年半から2年は必要。間瀬組合長は「すぐに回復するとは思わないが、やれることは何でもやっていく」と話している。

    2017年03月21日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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