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    国立競技場に鹿沼スギ

    大屋根と外周部に使用

     2020年東京五輪・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場(東京都新宿区)の大屋根と外周部に、鹿沼市産のスギの森林認証材が使用されることがわかった。佐藤信市長が13日の市議会6月定例会一般質問で「納入業者らから市に対して、スタンドの大屋根と外周部に鹿沼産のスギ材が使われるとの報告があった」と明らかにした。

     市などによると、新国立競技場は19年11月の完成を目指して急ピッチで工事が進んでおり、発注者の日本スポーツ振興センター(JSC)は、軒やひさしに47都道府県の木材を使用すると発表している。

     市は16年3月に山林所有者や森林組合、製材・加工業者と「鹿沼市森林認証協議会」を結成し、JSCや工事を請け負った大手ゼネコンなどに売り込みを図ってきた。

     スタンドの観客席を覆う大屋根に使われるスギ材の製作は、県集成材協業組合と栃毛木材工業が担当する。スタジアム外周部の軒と庇の木材は、鹿沼市森林組合、粟野森林組合、高見林業、県森林組合連合会が提供する。いずれも市森林認証協議会のメンバーという。

     佐藤市長は「木のまち鹿沼にとって、国家的プロジェクトの新国立競技場に地元産の森林認証材が使われることは大変な名誉。林業振興の弾みになる」と話している。

     東京五輪・パラリンピックでは、これとは別に、県と鹿沼、日光市の木材が、選手村の代表的な施設となる「ビレッジプラザ」に使われることが決まっている。

    2018年06月14日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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