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    視覚障害のお年寄り4人 雑巾手縫い

    1年かけ1600枚 青梅市へ寄贈

    • 束にした雑巾を浜中市長(左)に手渡す原口さん
      束にした雑巾を浜中市長(左)に手渡す原口さん

     「聖明園曙荘」など青梅市内の盲養護老人ホーム、特別養護盲老人ホームで暮らす4人のお年寄りが13日、1年かけて縫い上げた雑巾1600枚を青梅市に寄贈した。「社会の役に立ちたい」と始めたクラブ活動で、今年で48回目。雑巾は市内の小中学校に配られる。

     約30年前に入所した野口幸子さん(91)らが、施設を運営する聖明福祉協会の本間昭雄理事長と市役所を訪問。会議室に山のように積んだ真っ白な雑巾を浜中啓一市長らに贈った。

     縫い目が曲がらないよう工夫した定規を使い、心を込めて縫った雑巾。野口さんは「目はほとんど見えませんが、慰問に来てくれる小学生たちのために励んでいます」と笑う。原口登代さん(86)も「以前、雑巾で黒板を拭くと白墨の粉がつかないと生徒さんに喜ばれ、うれしかった」と話した。

    2017年09月14日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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